ピアニストで作曲家でもある演奏系YouTuberのよみぃが5月27日に『僕がピアノを辞めようと思った理由と出来事を話してみた【よみぃ】』と題した動画を公開。
現在、動画総再生回数6億回超え、登録者数190万人を誇る人気YouTuberとなったよみぃが、過去にピアノを辞めようと思った理由を告白した。
ピアノが原因でいじめに
現在でこそ人気YouTuberとなったよみぃだが、今回の動画では、過去にピアノを何度か辞めようと思ったことがあったと告白。その理由のひとつに、「ピアノが原因でいじめに遭った」ことを明かした。
中学生の頃、合唱コンクールの伴奏係になったというよみぃ。当時は、ピアノのスキルを伸ばし過ぎたがゆえに、コミュニケーション能力がクラスの中でも著しく欠如してしまっていた、そんな子どもだったそうだ。
あまりクラスでは目立たなかったというよみが伴奏者になり、目立つ存在になったことで状況は一変。クラスで権力を持つ生徒Aに「あいつは気に入らない」と目を付けられたという。
よみぃいわく、生徒Aが「あいつは気に入らない」となると、ほかの生徒もそれに従わないと生徒Aの標的になってしまうことから、もともと孤立していたよみぃがさらに孤立することに。
次第によみぃに対する攻撃がエスカレートしていき、最終的には罵詈雑言や暴力、刃物までいかないものの物で殴られたりしたこともあったと、当時を振り返っている。
教師の一言で生活する活力が吹っ飛んだ
よみぃがいじめられているその光景を目の当たりにしていた教師からは、「あんた、よく鬱にならないね」と、言葉をかけられたと話すよみぃ。
この教師は真剣にいじめについて向き合っていてくれたそうだが、いじめの状況が悪化の一途をたどり、「かける言葉がなくて、先生にとって褒め言葉のつもりだったんでしょうけど…」と前述の発言に触れるも、「逆に刺さりますよね」と述べている。
その教師の一言に、「生活をするための活力は何処かへもう吹っ飛んでいきました」「笑みがこぼれましたね、逆に。あ、もう、何もせずに生活していこう」と思ったそうだが、壮絶ないじめにあってもこれまで続けてきたピアノは辞めるにやめられず、無気力のまま続けていたと話すよみぃ。
いじめ以外にも、指の骨の問題やお金の問題でもピアノを辞めようと思ったことがあると告白しているが、最後には「才能とかではなく、続けることが重要」と、自身の経験を踏まえアドバイスを送っている。
出典:よみぃ
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