シバター 五輪中止

ことあるごとに旬なテーマを取り上げる格闘家兼YouTuberのシバター。今度は、『シバター総理からの重大発表』と総理大臣に扮し、東京オリンピックの中止を発表(?)した。

シバターは、「日本国民の皆様に謝罪があります」と切り出し、「今年開催される東京オリンピックを中止いたします」と頭を下げる様子が写しだされる。理由はもちろん、国民全員が危惧する新型コロナウイルス問題。まだ収束にいたっていないことや、海外に比べワクチン接種が遅れていることを理由にあげている。海外の選手が日本で感染しする、もしくはウイルスを持ち帰ってしまうことや日本でクラスターを発生させてしまうなど、さまざまなリスクがまだあるとし、これらの理由から「やった方がよい理由より、やらない方がよい理由の方が多い」と自身の考えを述べている。

日本がオリンピック開催に向けて行ってきた施設の建て替えや建設に関しては、「これまであった建物で何とかなるんじゃないかと僕は思います」と話す。このことについてシバターは、大きな建物を造るために建設会社に仕事を発注し、儲けている誰かがいることで、新しい建物ができてしまっていると説明。

続けて、「オリンピックを開催することでお金もうけをしている人たちがたくさんいる、そしてお金儲けをしちゃったから開催しないわけにはいかないから、開催だ開催だと推し進めている人がたくさんいるんです」としている。新型コロナウイルスが収束していないにも関わらず、金儲けをしてしまったがためにオリンピックを開催せざるを得ない状況に、「自分の面目を保たせるだけの行動じゃないですか」「スポーツの祭典ではない、アマチュアスポーツを利用したお金もうけのイベントである」とも話す。

シバターは、「開催しない方がよい理由が大きいのであれば開催しない方がよい」と力強く言いきり、オリンピック出場を目標にするアスリートへは、「オリンピックだけが大会ではない。ほかにも自分の実力を発揮できる、世界と戦える大会はたくさんあると思うので、コロナが落ち着いたときにそういう大会で頑張ってください」と締めくくった。

東京オリンピック開催に向けて準備を進める日本。それよりも、ワクチン接種や以前のような日常を早く取り戻したいというのが、多くの国民が望むものではないだろうか。

サムネイル出典:jtshibata Instagram

出典:PROWRESTLING SHIBATAR ZZ

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