「ジョーブログ」チャンネルを運営するジョーが、『亡き母へ。生んでくれてありがとう。』と題した動画を5月8日に公開。動画で初めて亡くなった母親について言及した。
ジョー、生みの母が自殺していた
今回ジョーは、「悩んで自ら命を絶とうとしている」という内容のDMが多く届くということから、自身の感じている想いを明かし、生みの母親の自殺について初めて告白した。
冒頭でYouTubeでの活動について、「力が入らへん時期が去年までありました」と述べたジョー。1年半前に生みの母が首を吊り、自らの命を絶っていたことを激白すると、生みの母が亡くなっていたと同時にジョーにはふたりの母が居ることも明かした。
ジョーの両親は、ジョーの幼少期に離婚。ジョーと2つ下の妹が父側に引き取られ、母とは疎遠になったという。そして父親はジョーが小学校高学年のときに再婚、新しい母がジョーと妹のもとにやってきたそうだ。
当時新しい母のことを「お母さん」や「おかん」と呼べなっかたというジョーは、“お姉ちゃん”と呼んでいたというエピソードも披露している。
イベントで再開もドタキャンが続くように
育ててくれた母と生んでくれた母にも感謝していると話すジョー。
YouTuberとして活動するようになったのには、疎遠になっている母に自身が元気に楽しく生きれている姿を伝えたい、自身の元気な姿を伝えるには有名になることだと閃いたという理由があると述べている。
そのような想いで活動していたさなか、ジョーのもとに生みの母からSNSに1本のメッセージが。
そのメッセージには「次のイベントに会いに行きたい」という言葉とともに、「あなたのことをほったらかして出て行ってごめんなさい」という一文が添えられていたという。
無事にイベントで再会を果たし、それ以降生みの母と度々会っていたというが、ある時から会う当日にドタキャンが何度も続き、ちょうど1年半前の夜遅い時間に「今から会いたい」というメッセージと「もう会えなくなるかもしれへん」という2通がジョーのもとに届いたそうだ。
起床後に返信をしたというジョーだったが、折り返しの電話やメッセージは来ず。それから数日後に母が所有していた土地の固定資産税の請求書がジョーと妹のもとにそれぞれ届き、そこに母親の氏名と亡くなった日付が書かれていたことから母の死を知ったという。
母親が泣くなった日は、ジョーに最後にメッセージを送った日付。それを見たジョーは頭が真っ白になったと振り返っている。
視聴者に「生きる選択肢をなるだけ持ってもらいたい」とメッセージ
このままYouTubeを続けてていいのかと悩み自分を責めていた時期があったと話すジョー。その後は「この人生を謳歌しまくって使い古す」と覚悟を決めたといい、ジョーは「日々を一生懸命生きることが親への最大の感謝やと思っています」「絶対有名になったんねん」と語っている。
今回の動画を公開したのには、「みんなにはたくさんの生き方や世界を見せて生きる選択肢をなるだけ持ってもらいたい」という理由があるというジョー。
「俺の思いっきり人生を楽しむこの姿を多くの人に知らしめる」と今後の活動に対する決意を熱く語った。
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