4月1日よりスタートしたKAT-TUNのコンサート『KAT-TUN LIVE TOUR 2022 Honey』。5月3日~5日にかけて東京・国立代々木競技場第一体育館で公演が行われたが、4日公演の観客が会場に“タンバリン”を持ち込んだとの情報が広まり、ジャニーズファンが騒然となっている。
コンサートに参加したファンの書き込みによれば、事件が起こったのは4日午後5時開演の公演。Twitter上には、「ライブ中にアリーナでタンバリン叩いてた人、ヤバすぎ。新しい演出が入ったのかと思った」「ちょっと上に掲げて青いタンバリンをシャラシャラシャラ~って鳴らしてる人がいた。スタッフが来て取り上げてくれたけど」「MC中にタンバリンを3回くらい鳴らしていた。スタッフにすぐに注意されてた」「メンバーがファンに返事を求めるたびに手を掲げて鳴らして怖かった」と困惑気味のレポートが複数見受けられる。
「ほかにも、『腕を上げてシャカシャカと使ってた。神経を疑う』『近くにいた青いタンバリンの人がマジで迷惑だった』との声もあり、場内の観客は気が気でなかったようです。現在のコンサートは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、お客さんの“声出し”は禁止されています。その代わりにタンバリンで声援を送っていたのかもしれませんが……。メンバーの耳にもタンバリンの音は届いていたのか、上田竜也が音の鳴る方向を『怪訝そうな顔で見ていた』『睨みを利かせていた』との目撃談もありました」(ジャニーズに詳しい記者)
この迷惑ファンの行為を知ったジャニーズファンからも、「コンサートにタンバリン持ってくるとかヤバいでしょ。カラオケじゃないんだから(笑)」「なんでコンサートにタンバリン持ってきたの?」「声が出せないから持っていったんだろうけど、音が出るアイテムはアウトでしょ」「KAT-TUNのタンバリン事件、近くの席にいたら、はらわたが煮えくりかえると思う」などの声がネット上に続出。騒然となった。
「なお、アーティストのゆずなどは、過去にライブのグッズでタンバリンを販売し、コンサートで観客も音を出して一緒に楽しむ機会があったとか。最近では5月21日から始まるKis-My-Ft2のドームツアー『Kis-My-Ftに逢える de Show 2022 in DOME』のグッズで、ボタンを押すと3種類の音声が流れる『キスマイFAN Voice』も登場。ファンの歓声や、『はーい!』『キスマイゴー!』というファンの声が出るアイテムで、声出しの代わりに使うのでしょう」(同)
KAT-TUNコンサートの“伝説”として、吹き矢やレーザーポインターでの攻撃も
とはいえ、ファンが公式グッズではないタンバリンを持参し、周囲に迷惑をかけるまで音を鳴らす……といった行為は前代未聞だろう。ちなみに、10年以上前の“伝説”としてファンの間で語り継がれているエピソードに、KAT‐TUNのコンサート中、当時メンバーだった赤西仁が吹き矢で狙われたり、亀梨和也がレーザーポインターで目元を攻撃された……という話も。
最近では、King&Prince・平野紫耀が19年のコンサートツアー中に、ファンから水鉄砲を撃たれるという騒動があり、公式携帯サイト・Johnny’s webのグループ連載にて、「会場で俺に水鉄砲かけた人 やめてもらっていい?笑」と言及し、水をかけられたことでコンタクトがずれてしまい、後半は目が見づらくなってしまったと訴えていた。
「King&Princeの場合、公演中にメンバーが客席のファンに水鉄砲で水をかける演出があったため関連するアイテムを持ち込んだものと思われますが、今回のKAT-TUNコンサートにタンバリンが関係する演出はないとみられます。なお、2017年9月にはジャニーズ事務所がファンへ『大切なお願い』を公式サイトで発表。一部の厄介なファンによる“迷惑行為”に関して、『スタッフに向けてエアガンを発砲する行為』との記載があり、ファンを驚かせました」(同)
今回のKAT-TUNコンサートはタンバリンという危険性のないアイテムだったが、観客やタレントに迷惑が及んだことは間違いないだろう。コンサートの妨げになるような行為は控え、節度を持って楽しみたいものだ。
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