現在、単独でバラエティ『VS魂』(フジテレビ系)にレギュラー出演し、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)などでも活躍しているKing&Prince・岸優太。「Myojo」2022年6月号(集英社)の「10000字インタビュー」では、ジャニーズ事務所を辞めるかどうか悩んでいた過去を告白し、ファンから反響が寄せられている。
岸は、09年7月20日にジャニーズ事務所に入所。Sexy Zoneらデビュー組のバックダンサーを務める傍ら、13年7月期のKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔主演ドラマ『仮面ティーチャー』(日本テレビ系)に出演し、15年1月期には深夜ドラマ『お兄ちゃん、ガチャ』(同)で連続ドラマ初主演を射止めた。
そして同年に平野紫耀、永瀬廉、高橋海人、岩橋玄樹、神宮寺勇太とともに『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』の応援サポーターとして結成された期間限定ユニット・Mr.King vs Mr.Princeのメンバーに。以降、紆余曲折あったものの、この6人で18年5月に1stシングル「シンデレラガール」でCDデビューを果たした。
今回、岸が登場した「Myojo」の「10000字インタビュー」といえば、タレントが活動の裏で苦悩していたことを赤裸々に語るなど、毎回大きな注目を集めているコーナー。今回の岸も、09年の入所からJr.時代を振り返っていたのだが、中でもファンの間で話題になっているのは、Mr.King vs Mr.Princeの体制が変化した頃のエピソードだ。
「当初、期間限定ユニットだったMr.King vs Mr.Princeは、15年8月20日に活動の継続を発表。以降、6人での仕事は続くも、一時的に『Mr.KING』(平野・永瀬・高橋)と『Prince』(岸・岩橋・神宮寺)に分かれて活動するようになり、グループは“解体”状態となりました。前年に務めた『テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION』の応援サポーターもPrinceだけが2年連続で外され、さらにMr.KINGは写真集『DREAM KINGDOM』(集英社、2016年8月31日)も発売。Mr.KINGの稼働が増える一方、Princeファンの中にはユニットの存続を不安視する人もいたんです。しかし、結果的に6人は再び合流。平野を中心としたメンバーがジャニー喜多川社長に直談判し、デビューが決定したという経緯があります」(ジャニーズに詳しい記者)
King&Prince・岸優太、「現場に出るようなバイトを1カ月くらいやったり」と回顧
インタビュー内で、Princeメンバーの「仕事がない時期」について問われた岸は「Jr.なら誰でも何度かブチ当たる壁だと思うんですけど、けっこう本気で辞めるべきかなって」と当時の知られざる胸中を激白。本人としては「やれることは全部やった」と思っていたため、「もうデビューはムリなんだろうな」と諦めつつあったようだ。
「そんな中で、岸は『芸能以外の仕事にも触れてみようと思って、地元の知り合いを頼って現場に出るようなバイトを1カ月くらいやったりもしたんです』と回顧していました。退所を考えていたことはメンバーにも相談しておらず、『隠してました』と告白。また、こうしたつらい時期はファンの支えが原動力になったと、デビュー前の気持ちを打ち明けています。さらに、『父子家庭だった』とも明かしており、子どもの頃の生活ぶりに言及するなど、かなり踏み込んだ内容になっていました」(同)
ファンも知らないようなエピソードが多かったのか、特にバイトの経験談に衝撃を受けているようだ。ネット上では「岸くん、デビューできないかもと思って、バイトした時期があったんだ……」「ドラマ主演までやったのに、芸能以外の仕事も考えてたんだね。本当に辞めないでくれてよかった」「Princeに仕事がない時期にバイトをしていたというのは、今だから聞ける話だ」といったコメントや、「Princeが干されていた時期か……そんなこと考えてたんだね」「正直、Princeのデビューはないかも……と不安に思う時もあったけど、諦めずに踏ん張ってくれて本当にありがとう」など、さまざまな感想が上がっている。
前述の通り、現在は個人のレギュラーも増え、今秋公開予定の映画『Gメン』でも主演を務めるなど、躍進を遂げている岸。若い頃の苦い経験を胸に、今後もファンの期待に応えていってほしいものだ。
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