焼まゆる

VTuberでイラストレーターの焼まゆるが3月26日、『【ご報告】絵を販売してウクライナに寄付してきました』と題した動画を投稿。

自身が描いた作品をチャリティーに出品し、その売上の全額をウクライナの人道支援のために寄付したことを報告した。

「絵を描き、販売したお金を寄付しよう」と思い付いた

焼まゆるは、チャンネル登録者数22万人を超えるお絵描きYouTuber。今回の動画で焼まゆるは、寄付の経緯について説明した。

ウクライナの状況を伝えるニュースのなかで、避難民のために無料で車を走らせる大勢のタクシードライバーがいること、子持ちの避難民のためにベビーカーを寄付する親同士の協力、避難してきた子どもたちに飴を配るボランティアの姿を見たという焼まゆる。

これらの情報に感化された焼まゆるは、「なにかできることはないか」と考えたというが、最初は「普通に寄付しようと思っていた」と話す。

そのようななか焼きまゆるが見つけたのが、某フリマサイトでウクライナカラーのハンドメイド作品を販売し、その利益を寄付するという取り組みをしているユーザー。「これなら自分もできる」と思った焼まゆるは、絵を描くことにしたそうだ。

しかし現在のウクライナに必要なのは、絵よりも食料や生活必需品であると考えた焼まゆる。そこで焼まゆるは、「絵は絵が欲しい人に販売する、そして販売したお金を寄付しよう」と思い付いたと述べている。

売上金10万円を日本赤十字社に寄付

焼まゆるは今回の絵の販売にあたり、NFTアートに初チャレンジ。「本当に売れるかどうかすごい心配だった」そうだが、数名の方が購入し、最終的には12万円を売り上げたという。

12万円からは手数料や税金などが引かれ、実際に手元に入って来たのは10万円弱。そこに自身で少しお金を足し、10万円を日本赤十字社にウクライナ人道危機救援金として寄付したとのことだ。

チャリティー開催時は在日ウクライナ大使館への寄付を考えていたというが、今回焼まゆるは、寄付金を人道支援に使用してくれる日本赤十字社を選んだと説明している。

「この寄付金がウクライナの人々の助けに少しでもなれれば嬉しいです」と話す焼まゆるは、「デジタルイラストレーターはこういうこともできるんだということが、これを機に少しでも多くの人に広まれば嬉しいです」と締めくくった。

出典:焼まゆるのお絵かきちゃんねる

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