吉本興業に所属する芸人・まるいるいが12月22日、自身のYouTubeチャンネルで『将来子供が欲しくない理由』と題した動画を投稿。

家族の死に対する考えを述べた。

子どもが欲しいけどほしくない？ その理由を明かす

まるいるいは「家なし女子の逆襲 まるいるい」と名乗っている通り、同棲・婚約までしていた彼氏の浮気が発覚したため、家を出ることになってしまったという過去を持っている。

「自分の人生のなかで楽しみにしていることのひとつに、自分の子供の顔を見ることっていうのがある」と語るまるいるいだが、その一方で「それと同じくらい子供が欲しくないという気持ちもある」と、対極にある自身の気持ちを語った。

なぜ子供を欲しくないと思うのか、その理由を語り始めたまるいるい。

「子供を産むにはパートナーが必要」だと大前提を述べたうえでパートナーの人物像にふれ、「自分を愛しているから、パートナーにも自分を愛して欲しい」と自身を愛してくれるパートナーの存在が必要だとした。

「1番恐れていることは家族の死」

だが次に「私の人生のなかで1番恐れていること」を語り始めたまるいるい。

「1番恐れていることは家族の死」だと述べ、「家族のいない世界に生きる私をまったく想像できない」「想像も絶する苦痛だと思う」と続けた。

まるいるいの父親は「子供に先逝かれるほど辛いことはない」と話していたそうで、「そうだとしたら、私は子供を欲しいとは言えなくなる」と神妙な面持ちでまるいるいは語る。

「ただでさえ両親の死が怖いのに、子供が生まれたらその先何十年、それ以上の恐怖に耐え続けなきゃならない」「失うのが怖いから、私はもうこれ以上誰も愛したくない」と自身の考えを語った。

まるいるいは子供が欲しい気持ちもありながら、それと同等の恐怖に怯えているようだ。

これだけ大事な人をなくしてしまう恐怖に怯えるまるいるいは、きっととても愛情深いのであろう。神田沙也加さんが亡くなってしまったことが大きなニュースになっているが、身近な大事な人をなくしてしまう恐怖は、きっと誰しも持っているのではないだろうか。

まるいるいのこの動画には、「それくらい愛があるからこそ、子供も幸せだろうし愛情いっぱいある子供になると思うよ」といったコメントが集まっている。

文：sumika

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