過去にGoogleで勤務していた経歴を持つYouTuber・U-Twentyが12月21日に『なないろCHを元Google勤務の俺がYouTube担当部署に通報しました。その結果がやばすぎる…』と題した動画を投稿。
2歳の娘への虐待疑惑が浮上している「なないろch」のアカウントBANについて、YouTube担当部署の人物に問い合わせた様子を公開した。
コレコレの配信で娘への虐待疑惑が浮上
なないろCHは12月7日に実施されたコレコレの生配信で、「女の子がお風呂に入れてもらえてないのでは?」「髪の毛が薄くなってきている」「女の子を使い性的な動画を投稿している」など、2歳の娘に対する虐待疑惑が浮上。
それ以降、チャンネルを運営する女の子の父親は虐待疑惑を否定し、コレコレへのリーク内容は「凸者によって作り上げたもの」とした動画を立て続けに投稿していた。
今回、U-Twentyは元Google勤務という人脈を活かし、YouTubeの担当部署の知人になないろCHを通報。なないろCHのアカウントBANの可能性について聞き出した。
なないろCHの動画には「確定的な部分がない」
U-Twentyは事前に知人に資料を送付していたようで、知人との会話の最初にYouTubeのチャイルドポリシーについて言及。
YouTubeには「子どもの安全に関するポリシー」というものがあり、未成年者を性的に描写したコンテンツや、未成年者を性的に搾取するコンテンツ、児童ポルノが含まれるコンテンツは投稿禁止となっている。
U-TwentyはなないろCHが児童ポルノに抵触している可能性を示唆したうえで、知人になないろCHがBANになるかどうかの見解を求めたのだ。
この知人は、U-Twentyから共有された動画では「違反になるような箇所は見つけることはできなかった」と発言。
動画が削除されるかどうかの線引きは、故意的に動画であげているかどうかがポイントになると前置きしたうえで、動画内には「判定する上で確定的な部分が結構なくて」と、決定的なシーンがなかったと述べている。
お風呂のシーンが映っている動画については、お尻などに焦点を当てているものとは異なり、入浴時の一部として映し出されているため、「グレーにおさまってしまう」と話す。
U-Twentyが「悪意があったとしても、動画としてはBANするには要素として足りないみたいな感じですか?」と知人に確認したところ、「そんな感じはちょっとしました」と、どれだけ視聴者から報告が入ったとしても、チャンネルを止めることは難しいという返答だった。
今回の知人の見解について納得の様子を見せたU-Twentyだが、なないろCHが虐待などポリシーに違反した動画があがらないか、引き続き“監視”していくようだ。
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出典①:YouTubeヘルプ
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