格闘家兼YouTuberのシバターが12月14日に『大晦日RIZIN、K-1チャンピオンと戦う事になりました』と題した動画を投稿。
12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催予定の「Yogibo presents RIZIN.33」で元K-1王者久保優太と対戦することを報告した。
皇治との対戦が白紙も追加カードでRIZIN出場へ
シバターは12月8日に公開した『今年の大晦日RIZIN出ます』で、皇治との対戦が決まっていたことを告白。
しかしこの対戦は皇治側の有利なルール変更の要望により消滅し、「本当、毎日練習してきたけど、もういいわ、皇治は」と、今年はRIZINに出場しないとしていた。
一方の皇治は 11日にTwitterを更新し、シバターとの対戦について「1Rボクシング、2Rキック、3RMMA♪体重90キロ♪もうこれでもええよ。これでやらなんならもう豚ゴリラに覚悟がないだけ。」などとツイート。
ところが一転、13日にRIZIN運営が大晦日の「Yogibo presents RIZIN.33」の追加カードとして、シバターと久保の対戦を発表したのだ。
皇治への皮肉がさく裂
シバターによると、11日に皇治がツイートした時点では、シバターと久保との対戦条件がほぼ決まりかけている状態。皇治もこの状況を知っており、シバターとの対戦がなくなったのを確認したうえでの投稿だったと話す。
このツイート対しシバターは、「すごいね。そのプライドの高さと負けず嫌いさと、そして頭の悪さ」と発言。
今回対戦することになった久保については、「現役のプロ選手のなかで、下手したら1番実績を残しているかもしれない、めちゃめちゃ強い選手ですね」と述べている。
久保との対戦ルールは、体重は90.0kg、3分2RのRIZIN MMA特別ルールとのこと。久保より体重が20kgも重いシバターとの対戦にもかかわらずMMAで2ラウンド戦うことについては、「実力も違えば、器も違えば、頭の良さも違う」と久保を褒めちぎった。
「皇治がよかった」といいつつも久保との対戦を選んだ理由
シバターは対戦カードについて、同動画のなかで危険度の低さから「皇治がよかった」と発言した場面も。
しかし、久保のネームバリューや久保の妻・サラとふたりでYouTubeチャンネルを運営していること、K-1の元チャンピョンであること、久保に華があることから大晦日の対戦相手としてふさわしいと思ったようだ。
「勝率は皇治の時よりもだいぶ低くなっていると思います」と厳しい試合になると予想しつつも、この1年RIZINの名前をたくさん使って稼いできたにもかかわらず大晦日に出場しないのは、「汚いかなと思ったんで」とシバターは話している。
RIZIN側の「シバターさんがボコボコにされるのをみんなが望んでいるんです」という声や、勝つ可能性がゼロでないことも、出場を決めた理由のようだ。
「格闘技、最後の試合でもいいかなって思ってるんで」と、引退を示唆する衝撃的な発言もしているシバターは、「応援は特にしなくていいので、テレビの前で笑ってください」と視聴者にメッセージを送った。
当の久保はというと、Twitterでシバターとの対戦を知ったようで、自身のYouTubeで妻・サラから決定の経緯を聞かされ困惑している様子が公開されている。
大晦日に向け、盛り上がりを見せるRIZIN。シバターの今後の行方も気になるところだ。
関連記事
・シバター、大晦日RIZIN出場に出る予定だった! 対戦相手・皇治のルール変更要望でなしに
出典①:RIZIN 公式WEBサイト
コメントする