田中聖が25日、YouTubeチャンネル「田中家ch【田中聖】」を更新。11月20日にABEMAで有料配信された『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』をドタキャンしたことについて釈明した。

朝倉未来との対戦辞退を当日に発表

『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』は、4人の挑戦者が賞金1,000万円をかけ、朝倉未来に挑む企画。

田中は20日、久保田覚さん、後藤祐樹さん、モハン・ドラゴン選手とともに、朝倉へ挑むことが発表されていたのだが、当日の午後になってABEMAが田中から「怪我のため出場を辞退したい」と申し出があったことを明らかにした。

診断書には「頸部捻挫」「右第9肋骨骨折」の文字

田中は25に投稿した『今回の件について』のなかで、診断書を公開。「たくさんの方にご心配、ご迷惑をおかけしましてまことに申し訳ございませんでした」と謝罪すると、診断書を提示するとともに、怪我の詳細を説明した。

田中が公開した診断書には、令和3年11月10日に病院を受診し、「頸部捻挫」「右第9肋骨骨折」と診断された旨が記載されている。

田中いわく、「0.01%でも（朝倉に勝つ）確立を上げるチャンスだと思い練習のピッチをあげてしまった」ことがケガに繋がってしまったという。

なお、ケガをしたのは11月7日だったとのこと。10日に診断を受けドクターストップがかかった田中は、11日には出場についてABEMA側に相談したそうだが、ギリギリまで調整しようという話になり、欠場の発表が当日になったと述べている。

ライブとのダブルブッキングは否定

同企画が配信された11月20日、田中には地元である千葉県柏市で開催される「田中聖＆PALOOZA presents 『無礼男-Bremen-』 後夜祭」というライブへの出演予定があった。

『朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円』はもともと10月31日に開催予定だったものだが、11月20日に延期されたことをうけ、すでに開催が決定していたライブと同日開催になってしまったと説明。

同企画への出場のためライブハウス側とも時間調整をし、ライブ終わりで朝倉との対戦会場に向かう予定だっと述べている。

過度な誹謗中傷へ法的手段を示唆

今回の朝倉との欠場を受け、田中の元には「死ね」「殺す」といった過度な誹謗中傷の声が届いているという。

関係のない仲間や家族に向けた誹謗中傷も見られることから、これらについては弁護士と相談のうえ、法的手段をとるとした。

最後に田中は、「楽しみにしていただいていたファンの皆さん、朝倉選手、ほかの挑戦者の方々、ABEMAスタッフの皆さん、まことに申し訳ありませんでした」と再度謝罪した。

今回のストリートファイト1,000万円企画については、朝倉自身が「良い企画ではなかった」と発言したほか、シバターもABEMAの企画運営に不満を呈している。

朝倉、田中と出演者だけが謝罪を述べている現状に、ABEMAは一体何を思うのだろうか……。

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出典①：ABEMA(アベマ) Twitter