格闘家兼YouTuberのシバターが10日、『2021年、今なら朝倉未来に勝てるわ』と題した動画を公開。普段からコアラと呼んでいる格闘家の朝倉未来にむけて挑戦状をたたきつけた。
最近思うこととして、朝倉が弱くなった、怖さがなくなったと発言したシバター。朝倉がへきトラ劇場の動画に登場した際に、終始ニコニコしていたのを見て、朝倉が変わったことを実感したようだ。
以前は朝倉が全然笑わなかったとし、YouTubeで活動していくうちに仕事仲間や友人ができ、自然と朝倉の表情が豊かになり、優しくなっていったという。
この変化によって、「もう、怖さを感じないんだよね」と、シバターの朝倉に対する印象も変化したよう。
お金も地位も、名誉も手に入れた朝倉から、「ケンカしたい、成り上がりたい」「金持ちになりたい」というハングリー精神が感じられなくなったと述べた。
同動画では朝倉のYouTubeチャンネルで1番再生されているという、朝倉対シバターの対戦動画『シバターをガチでシバいてみた【衝撃】』(2,326万回再生、8月10日時点)についても驚きの事実が発覚。
シバター曰く、あの対決は“ヤラセ”であり、ガチではないと告白。その当時、RIZINにも出場していなかったシバターは、格闘技も半分程度引退しており、RIZINで名前をあげている朝倉に勝つ理由がなかったと話す。
シバターが勝つことによって得するひとがいなかったことで、格闘技界で一番価値のある朝倉に泥を塗ることや傷をつけてはいけないという考えから、試合を面白くしたと話す。
いまの朝倉に対しては、サイトウやクレベル・コイケに負けたことなどから、RIZIN無敗の選手でないとし、「正直、倒しちゃってもぜんぜんよい」「何だったら倒せる可能性もある」とも話す。
朝倉が「格闘技は30歳まで」と発言していることにも言及しており、格闘家としての商品価値が長く続かないことを朝倉自身が感じているのではないかと推測している。
シバターは、朝倉のこの発言に対し、「30歳どころか、もう今年いっぱいじゃないかな」と発言。今年の大晦日のRIZINに朝倉が出場し、そこがギリギリの賞味期限だとした。
自身については、「勝ったりして、負けたりして、いい具合に味が出てきてるんだよね」としており、負けてなお35歳で格闘技を続けていることの理由にも触れた。
しかし一方の朝倉は、勝たなければ価値がないというラインにいるため、「30歳で引退」という考えは、間違いなく正しいと話す。
「俺が引導を渡してやってもいいのかなって、いま思ってます」と続けたシバターは、なんの忖度や遠慮もなく、いま朝倉と戦ったら、「勝つ自信があります」と断言。
格闘人生のなかで、35歳のいまが一番強い時期とし、「いまなら朝倉未来に絶対勝てる」と述べた。
動画の最後には、「どっかでやりたいね」と朝倉との対決の実現化に向けた発言もしており、「コアラ、聞いてるか。コアラ、見てるか」と朝倉を挑発。「意思、プライドがあるなら俺とやれ」と、挑戦状をたたきつける姿も収められた。
シバターの発言に、アンサー動画を出すのが恒例となっている朝倉。今回はどのようなアンサー動画が公開されれるのか、動向に注目だ。
サムネイル出典:jtshibata Instagram
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