不登校問題で話題になっているYouTuberゆたぼんが、YouTuberシバターからの助言に対する返答動画を公開した。シバターが『ゆたぼん君に学校の良さを伝えたい』と題した動画のなかで、「学校に行けば友達ができる」とゆたぼんへ送ったメッセージに反論した形だ。
今回ゆたぼんは、「学校だけが友達を作る場所じゃない」、「友達を作れない生徒だっている」との持論を展開。学校が大切だと思う人は学校に行って、それ以上に大切なことがあるならそれに全力を注げばいいという内容だ。
現代は学校という場所に縛られずして、インターネットを通じて世界中の人と繋がれる時代。ゆたぼんの誕生日会には、学校での繋がりがない有名人やYouTuberが訪れており、ゆたぼんの主張が一理あることを証明している。
シバターの「学校は行くべき」という主張には多くの人が賛同すると思うが、もうすでに昭和の古い考えなのか。子供の事を考えない親はいない。だからこそみんなと同じ無難な道を進ませようとする。しかし満員電車のサラリーマンを見る限り、無難な人生に希望を持って生きている人は少数派に見える。何が正解なのか。
「子供は大人の背中を見て育つ」と言われてきたが、「YouTuberの背中を見て育つ」という子供もいるのではないだろうか。勉強したいことはネットでじゅうぶん調べることも、友達も作ることだってできる。大人たちが経験していない時代を今の子供は生きているのである。
これからさらにこうした流れは大きくなっていくだろう。ゆたぼんのように新時代の道を進んでいくのは簡単ではないが楽しい人生かもしれない。まさしく“冒険”だ。
ゆたぼんとシバター両方の考えに答えを見つけることはできないと思うが、子供の育て方について考えている方は、一度この動画を見て見る価値は十分にあると思う。
文:hiro335
コメントする