ハイサイ探偵団

沖縄に流れ着いた軽石問題がいま、大きな問題としてさ多くのメディアで取り上げられている。

このことについて、沖縄を拠点に活動するYouTuberグループハイサイ探偵団が27日にサブチャンネル「ハイサイ探偵団の休日」で『【暴露】地元漁師が語る!本当はTV報道より酷い沖縄に漂着する大量の軽石問題。【災害】』と題した動画を投稿。軽石問題の現状について伝えた。

「大変なことになってますね」とメンバーのよったけが言うように、沖縄の海には軽石が大量に漂流し、報道以上に酷い状況のようだ。

漁師であるメンバーのもりもりによると、「地元の漁師たちは1週間ほど仕事が出来ていない」状態だという。

軽石は海に浮いており、細かい粒になっている状態だが、これが船のエンジンに詰まり、船が故障するという事態が沖縄で多発しているそうだ。

動画が撮影された時点でも隣の港で1隻、北部の方で4隻、東部の方でも10隻、海上保安庁の船も故障しているとのことで、事態は深刻極まりない。

砂浜も沖も軽石が広がっており、その厚さはなんと10㎝ほど。河口にいたっては、一面が軽石で水面さえ見えない状態で、なんと人が歩けるほど軽石が敷き詰められてしまっている。

こんなにも大量の軽石が出来てしまった原因は、小笠原の海底噴火だ。

沖縄の右側に位置する小笠原諸島の福徳岡ノ場海底火山噴火で2つの新島ができたのだが、その新島が今年8月に噴火。

その島が軽石でできていたことから、沖縄へ大量の軽石が流れ着いてしまっているというのだ。

多大な被害を被っている沖縄の漁師たちだが、現時点で国からの対応はないという。軽石を海から撤去したとしても、島が1つできるくらい大量の軽石を廃棄する場所がないことが1番の問題のようだ。

このことについてハイサイ探偵団は、「もし軽石問題解決のアイディアがある方がいればコメント欄で教えてください」と視聴者へ呼びかけている。

コメントは現時点で1,100件以上集まっているが、具体的な解決策はなかなか見つからないようだ。生活にもかかわる大被害を受けている沖縄の海。一刻も早く事態が終結することを祈るばかりだ。

文:sumika

出典: ハイサイ探偵団の休日

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