人間の声を持たず、VOICEROID紲星あかり協力を得て活動するVTuberリアが、完全オリジナルの声を作るために、クラウドファンディングを15日の20時より開始する。
リアとは2018年にVTuberデビューした、電脳世界で生きるバーチャル生命体。「いつでも繋がれる、誰より身近なアイドル」をキャッチコピーとし、音楽活動を精力的におこなっている。
「いつの日か自分の声を手に入れて、私の声で、歌で、皆を笑顔にできるアイドルになりたい」という願いを持ち続けており、活動3周年という節目を迎えるにあたり、ついに音声合成事業に特化した株式会社エーアイへ打診。
その結果「A.I.VOICE Junior化」へのチャレンジを、エーアイに応援してもらうことになったそうだ。
「A.I.VOICE 」とは、エーアイの提供するさらなる人間らしさ、豊かさを追求した音声合成ソフト。「A.I.VOICE Junior」では音声合成コストを抑えることで、比較的ライトに「A.I.VOICE化」が実現できる新しい試みだという。
もととなるキャラクターがVTuberとして活動する新たなチャレンジということで、今回「皆と作るボイスソフト リア A.I.VOICE Junior PROJECT」と題し、資金を集めるためクラウドファンディングを開始するに至った。
支援が300万円を超えるとソフト制作が決定し、450万円でさらに高品質なボイスソフトへ。そして650万円を超えると、収録音声がさらに増加し、もう一段階上の高品質なボイスソフトへ進化するとのこと。
クラウドファンディングは1,000円のコースから設定されており、最大20万円まで。また20万円のコースは先着5組限定としており、ミニリア3Dモデルやオリジナルのメロディーを作曲してくれる豪華な内容になっている。
同プロジェクトは15日11時時点ですでに100名以上がお気に入り登録しており、この新たな試みに期待が高まっていることがわかる。
リアの挑戦は果たして実現するのであろうか……。気になった方はぜひリアを支援してほしい。
文:sumika
出典①:CAMPFIRE「皆と作るボイスソフト リア A.I.VOICE Junior PROJECT」
コメントする