YouTubeでチャンネル登録者数100万人を達成、今をときめくHIKAKINともコラボ
ーー2017年にチャンネル登録者数100万人を達成しましたが、かなりの収入を得られたのではないでしょうか。
単純に、月収1,000万円というときがありました。
ーーすごい夢のある世界ですね。
本当に夢がある世界だなと思いました。「ついに来たか!」と思いました。「このままいきたいぜー」と思いましたけど、1年続かず、数ヶ月で終わったんです。
ーーYouTube登録者数100万人を達成できた理由は、創成期から活動していたからでしょうか。
違いますね。会社をすでに経営していたので、明確な目標と、100万人にいかなければYouTuberとしてその時代は成り立たないというところをちゃんと立て、強引に100万達成させた。運で達成したものではなく、ちゃんと強引に達成させました。
ーー先行者メリットもあったのかなと思っていましたが、計画的に達成されたということですね。
先行者メリットは全くないです。YouTubeでトップだったころは、まだ課金されていなかったんです。旬が過ぎ去るのが早かったんですよ。早すぎて抜かれていく方が多すぎて。2008年はトップだったのですが、その後にHIKAKINたちが出てきて抜かされ、ということがありましたね。先行者メリットとしては、ずっとぶら下がった状態で今もいますけど。
ーー後輩にあたるHIKAKINさんとは、当時一緒に何かされていましたか。
何回もコラボしたり。HIKAKINは、部下の元同僚だったんです。寮で隣の部屋に住んでましたみたいな子がいて。ちょっと紹介してよと。「もしもし、HIKAKINくん?」みたいな。部下に「今度行くから言っておいて」って、部下も「言っておきます」みたいな感じで。
ーーコラボして、そこから飛び越えられてといった状態でしょうか。
そうですね。もともとすごい努力家だということは当時から聞いていましたけど。
ーー華々しい時代からその後について教えてください。
2009年にYouTubeで課金制度が始まって、課金に登録できたのは2009年。当時、1か月の収入が20万円とかだったんです。スタッフに支払う金額と自分の給料を含めると60万円くらい支払っていて、これはヤバイなという時代がありました。
そこで資金が底をつき、実家に帰ろうか悩み、1度(株)タニタさんから資金を調達し、会社を設立したんです。そうこうしているうちに何とか赤字から黒字になり始めました。生活的に安定し始めたのは2015年くらいで、2018年にピークを迎え、ピークと同時に大炎上して、下がったみたいな感じです。
炎上勃発とその真相とは
ーー何かあったのでしょうか。
だいぶありましたよ(笑)!内部告発ですよ。ただの嫌がらせにあいました。
ーー世間的にはMEGWINさんがやめさせたという風になっていますが、実際のところはどうだったか教えてください。
本当はそうではないです。と言っても言わなくても都合のいいほうしか信じないじゃないですか?だからもうなんでもいいんですよ。
ーーこの場で何か伝えたいことはありますか。
もう1回成功して、全部を許したい。高いところから落とされたと感じてるから、気分が晴れないんです。だから前回よりも高いところに登れば、その気持もなくなってすべて許せるはずです。
いま、YouTube業界ではチーム内のいざこざがあるじゃないですか。「気持ちわかる!」と思って。だれも得しない不毛な争いをしてるじゃないですか。なんでそんなことしたのと、言い出しっぺに言ってやりたいですよね。
世間はだれを信じてよいかわからない状態になって、どっちかがエビデンスを出したところで誰も信じないし。これって誰が得なのっていうのが世の中にたくさんありますけど。本当に皆さん気を付けて。売れている方にはそういうところがどこか出てきますのでね。
ーー関係者の方に「これだけは伝えたい!」ということがあればどうぞ。
もう1回集まってみんなで飲もう!今まで1回も飲んだことがないけど(笑)。
ーー先日、動画のなかで同窓会をやるという話がありましたが、同窓会は開催されましたか。
してないんですよ!コロナ禍で集まれないので、オンラインで集まるんだったらいいかなと思って、今まで疎遠になっちゃった人たちにもメール送って、こういうことをしたいって言ったら、そのなかの何人かに怒られて。「そういう風にまたアポなしで来いとかはちょっとひどくないですか」と言われ、その人の意見を重んじて止めました。結局一人でやりましたけどね(笑)。
ーー台本があって、はじめから1人でやるつもりだったのではないでしょうか。
いや、違いますよ!すごい長文のメール出しましたもん。色々あったけど、みたいな。
ーーガチでやってガチで来なかったということですね。
来なかったんじゃないです。やめたんです。やめますっていうメール出しましたから。なかにはずっと無視している子もいれば、「わかりました」とか「またやりましょう」と言ってくれる子もいて。いろいろありますよ!
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