
カバー株式会社が公開した2026年3月期第3四半期決算説明会で、CEO・谷郷元昭氏がホロライブのタレントフォロー状況について言及した。
2025年、ホロライブプロダクションでは所属タレント7名が卒業し、社員VTuber1名が退職するという異例の事態が発生している。
セレス・ファウナ、沙花叉クロヱに始まり、紫咲シオン、七詩ムメイ、世界最多登録者数を誇るがうる・ぐら、春先のどか、火威青、そして天音かなたと続いた卒業の波。
特に天音かなたは卒業理由として、想定を超える業務負荷が続き、組織全体の仕組み見直しが必要だったと明かした。
決算説明会では投資家から厳しい質問が寄せられた。
2025年4月から経営体制を強化したはずなのに、12月に卒業したタレントは「負担の改善が進まなかった」と語っている。
谷郷氏は「卒業発表よりかなり前に問題が発生していた」と説明し、改善が着実に進んでいることを繰り返した。
卒業のタイミングで過去の問題が語られるため、現在も解決されていない印象を与えてしまうという。
しかし同時に「まだまだ会社起因のエラーが発生しているのも事実」と率直に認め、引き続き改善に取り組むと約束した。
会社のトップが「エラー」という言葉を使ったことに、問題の深刻さが滲む。
「推しが卒業してしまうかもしれない」という不安が、ファンの間に広がっている。
大好きなタレントが笑顔で活動を続けられる環境こそ、応援する側が何より望むものだ。
どれほど華やかな舞台裏にも、人知れず積み重なる疲労や葛藤がある。
改善への取り組みが本物であることを、これからの現場が証明していくしかない。夢を追う人たちが、安心して輝き続けられる場所であってほしい。
コメントする