
元放送作家・長谷川良品が『テレビ悲報ch』で第76回NHK紅白歌合戦の知られざる問題を暴露。
3年ぶりに35%超えを達成した視聴率回復の裏側には、グダグダな進行と残酷なアーティスト扱いという二重の闇が潜んでいる。
第2部の視聴率は35.2%と前年から2.5ポイント上昇した。
しかしその実態は昭和レジェンドを増やした高齢者向けシフトの結果である。
目先の数字は簡単に上がるが、未来のないコンテンツ作りだと長谷川は指摘する。
さらに今回の紅白では司会進行の不安定さが目立った。曲紹介後に10秒以上も沈黙が流れるシーンが続出し、視聴者をヒヤヒヤさせた。
有吉弘行、綾瀬はるか、今田美桜、鈴木奈穂子アナの4人体制だったが、臨機応変な対応ができず放送事故寸前の状態に。
特にNHKアナウンサーである鈴木が女優以上に無口を貫いた姿勢には疑問の声が上がる。
この状況下で過去3年間司会を務めた橋本環奈の異次元の対応力が再評価された。
彼女はハプニングがあっても堂々と乗り切り、視聴者に安心感を与えていたからだ。
より深刻だったのはK-POPグループaespaへの対応である。
メンバーの原爆関連投稿問題を抱える中、3人での出演となったaespaは番組から存在を消されるような扱いを受けた。
鈴木アナのみが曲紹介と受けコメントを担当し、タレント陣は一切触れない構成になっていた。
他のアーティストは綾瀬がまとめて紹介する中、aespaだけ鈴木アナに振られる不自然な進行。
客席との融合もないカメラ割りは、まるで別撮りを思わせる内容だった。
終戦80年の節目として平和へのメッセージを随所に込めた構成の中で、原爆を想起させるライトを投稿したメンバーのいるグループを扱う矛盾。
広島出身の有吉と綾瀬が福山雅治の「クスノキ」で平和を語った直後、この扱いは公開処刑に等しい。最初から出演させないという配慮こそが求められていたのではないだろうか。
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