
にじさんじの人気VTuber『月ノ美兎』が公開した「【検証】練習帳をガチったら超悪筆でも美文字になる……のか?」は、自身の悪筆を克服すべく美文字練習帳に真剣に取り組む成長記録である。
彼女は衝撃的な事実に気づく。小中学校を通じて自分より字が下手な女子を一度も見たことがないという現実だ。
その原因は小学生時代、漢字ドリルを目をつぶって書いていたという驚きの習慣にあった。
美文字練習帳を手に取り、月ノ美兎は第1項から第30項まで数日かけて挑戦していく。
「四角をデフォルトで丸く書いてしまう」という自らの癖と向き合いながら、一つ一つの文字に込められた構造を学んでいく過程は感動的。
「耳は5角目を出すのに、トメは出ない」「氷の外側の四角は下が出っ張るけど、中側は横が出っ張る」漢字の奥深さに驚きを隠せない彼女の発見は、視聴者にも新鮮な驚きをもたらす。
筆ペンでの練習では「喋らない方がうまく書ける」という気づきもユーモラスだ。
履歴書や年賀状といった実践的な課題にも挑み、最初はバランスの悪かった文字が次第に整っていく様子が明確に映し出される。
「字をうまく書こうとする時はポイント以外のこと何も考えないから精神統一みたいな感じになった」という彼女の言葉は、多くの共感を呼んでいる。
完成した自己紹介文を見て「学級委員長の字じゃん」と驚く姿は、努力が実を結んだ瞬間の純粋な喜びに満ちている。
教わった文字以外もうまくなっていることに感動し、応用が効いている実感を語る場面は見る者の心を打つ。
「何歳からでも参考書を買ってやってみても面白いかもしれない」という前向きなメッセージは、視聴者の背中を優しく押してくれる。
一回一回に確実な達成感があるこの挑戦は、日常に小さな成長の喜びを求める全ての人への贈り物だ。
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