
『佐倉あましん』の「炎上を展示した『炎上展』、開催中も複数回炎上し炎上展として完成するww」は、10月から東京・池袋で開催中の体験型展示イベント「炎上展」が、まさかの本物の炎上を何度も経験してしまった様子を紹介している。
過去のSNS炎上事例を展示するこのイベントだが、開催前から複数回炎上し、まるで「炎上展」という名に相応しい皮肉な完成を遂げているのだ。
キービジュアルから料金まで、開催前後で次々と批判が殺到
展示内容は、アイスの冷凍庫に入る写真が撮れるコーナーや、セブンイレブンのトリックアート容器、風呂場で牛丼を作った炎上事例、おでんツンツンなど、実際にあった炎上を体験できるというもの。
しかし開催前、キービジュアルのアイスの冷凍庫に女性が入っているイラストが炎上した。「冷凍庫に入るのは男の仕業だろ。なんで女になってるんだ」という声が上がり、男の悪事を女性のせいにしていると批判された。
主催者側は女性スタッフが作った画像で意図はなかったと説明するが、炎上は収まらなかった。
さらに前売り券2900円、土日祝の当日券3400円という料金に対し、「展示物がチープで内容も薄い」「つまらない大学生の学祭かと思った」という感想が相次ぎ、「いいね」がたくさんつくほどの物議を醸した。
アベマの番組では当時のおでんツンツン男本人が出演し、「現在は反省して社会貢献しているのに勝手に展示されるのは腹が立つ」と怒りを露わにした。
展示物の投稿が誤解を招き、SNSで本物の炎上が続出
さらに皮肉なのは、来場者が展示物を撮影してSNSに投稿したところ、本物だと勘違いされて炎上するケースが続出したこと。
風呂の浴槽で大量のチーズ牛丼を作った展示を撮影した投稿には、「もったいない」「食べ物で遊ぶのが一番嫌い」とリプライが殺到し、展示物だと気づかなかった人々が怒りをぶつけた。
また、ローストビーフ寿司の展示では写真と実物の差を表現した作品だったが、投稿者に「写真詐欺すぎる」「ひどすぎます」という批判が8.7万「いいね」も寄せられ、コミュニティノートで「炎上展の展示物です」と注釈がつく事態に。炎上を展示したはずが、展示そのものが本物の炎上を生み出す連鎖。
炎上展は11月16日まで開催されるが、訪れる人は投稿時に「これは炎上展の展示物です」と明記しないと、自分まで炎上の渦に巻き込まれるかもしれない。
出典:佐倉あましん
コメントする