かなえ先生と犬山たまきが語る「陰謀論に流されやすい人」の特徴

「陰謀論に騙されやすい犬山たまきをガッツリ騙すかなえ先生」は、VTuber犬山たまきが自身の陰謀論好きを赤裸々に語った。

かなえ先生との掛け合いを通じて、情報に流されやすい人の心理が浮き彫りになっていく。

番組冒頭、かなえ先生が新宿駅のロータリーにある謎の筒について語り出す。

「ミサイル迎撃装置が隠されている」という壮大な嘘を、真剣な表情で展開。たまきは「ありえる」と完全に信じ込んでしまう。

工事が長引く理由も、近くの木の存在も、すべてが陰謀の証拠に見えてしまうのだ。

一方、たまき自身も東京ビッグサイトについて独自の陰謀論を披露する。

「地下に研究施設がある」「変形してロボットになる」という2つの説を熱く語る姿は、本人が楽しんでいることが伝わってくる。

かなえ先生はこうした陰謀論を「楽しい妄想」と肯定しつつも、公衆衛生や災害に関わる危険な陰謀論との違いを指摘。情報の受け取り方について、的確なアドバイスを送っている。

たまきは仕事では情報を精査し冷静な判断ができるのに、私生活では簡単に流されてしまうと告白。

その理由について、かなえ先生は「責任感の有無」と「人への興味の欠如」を挙げる。

専門領域では評価に関わるから慎重になるが、関心のない分野では情報の真偽を確かめる気力さえ湧かないというのだ。

「誰が言ったか、何を言ったかに興味がない」という指摘には、多くの人が思い当たる節があるのではないだろうか。

自分で調べたつもりが、実は表面的な情報だけを拾って安心しているだけ。

その構造を丁寧に解説する2人のやり取りが、妙にリアルで心に刺さる。情報社会を生きる私たちへの警鐘が、笑いとともに届けられている。

出典:かなえ先生の漢気【公認チャンネル】 | 公式YouTubeチャンネル

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