佐倉あましん
佐倉あましん

『佐倉あましん』の「韓国のネットスラング、切れ味鋭すぎるww」は、韓国のインターネット文化で使われる独特な言葉の数々を紹介した。

日本でも馴染みのあるネットスラングとは一味違う、韓国ならではの表現が次々と登場し、その鋭い皮肉や巧みな比喩に驚かされる。

韓国では調べればすぐわかることを聞いてくる人を「フィンガープリンセス」と呼ぶという。

お姫様のように高貴で、検索という行為に指を使うことすらしない人への皮肉を込めた表現だ。日本の「ググレカス」に相当するが、韓国版はどこか優雅で洗練されている。

他にも「布団キック」は過去の恥ずかしい記憶を思い出して布団を蹴る様子を表現し、「部屋の隅の呂布」はネット弁慶を指す。呂布という強い武将が部屋の隅にいるだけという対比が秀逸である。

「給食」は小中学生を意味し、未熟なユーザーへの揶揄として使われる。

さらに「入れ歯」は高齢者への悪口で、説教する様子を「入れ歯ジョーク」と呼ぶなど、世代間の対立も言葉に反映されている。

アニメオタクは「収容所」と呼ばれ、ある掲示板では逆張りばかりする人々の予測が外れることを「イルベの法則」と名付けている。

「兵役免除」は韓国の兵役制度から生まれた言葉で、ゲームやアニメの強すぎるキャラを指す。

「小説書くな」はSNSで嘘をつく人への戒めだ。「注目中毒」は承認欲求の強い人を笑う表現で、日本でいう承認欲求モンスターに近い。

特に話題となったのが「皿洗い男」で、若い頃勉強に励んで高収入を得た男性が、遊んでいた女性と結婚する様子を皿洗いに例えた言葉である。女性側への悪口も含まれており、賛否が分かれる表現だ。

他にも経済的に男性に依存する女性を指す「キムチ女」など、男女関係にまつわる言葉も豊富に存在する。

元大統領への皮肉を込めた「核物理学者」という別名まで登場し、韓国ネット民の容赦ない言葉のセンスに圧倒される。面白さと毒舌が共存する韓国のネットスラング。

その奥深さに、ふわふわ言葉で生きていきたいと願う瞬間が訪れるかもしれない。

出典:佐倉あましん | 公式YouTubeチャンネル

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