
ゲーム実況者として人気の「はんじょう」がオーナーを務める『カードショップはんじょう』で、お客が持参した7枚のカードのうち2枚を見落とし、さらに高圧的な対応をしてしまうトラブルが発生した。
店側は6月15日に謝罪文を公開したものの、出資者の「もこう」からは厳しい批判の声が上がっている。
事の発端は、お客が7枚のカードを買取査定に出したにも関わらず、店側が5枚しか受け取っていないと主張したこと。査定担当者は「そのカードは見ていない」と断言し、防犯カメラを確認しても5枚しか確認できなかったため、店側は「納得いただけない場合は警察を呼んでご確認いただいた方が良いのでは」と発言した。
この対応について店側も「高圧的に受け取られかねないもの」と認めて謝罪している。しかし、お客が数時間後にPSA鑑定番号付きで再度申し出たところ、改めて防犯カメラを確認すると7枚渡していたことが判明。査定担当者が残り2枚を誤って査定済みケースに収納していたミスが発覚した。
お客の大切なコレクションを預かる立場でありながら、疑いの目を向けてしまった店の対応に、多くの人が心を痛めた。
この騒動を受けて、カードショップの出資者である「もこう」は配信で「お客さん可哀想すぎる。出資者として言わせていただきます。ク〇です」と厳しく批判。ただし「はんじょうが悪いんじゃない。中に巨悪がいる」とも発言し、経営陣への心配も示した。
また、配信者の「ゆゆうた」も謝罪のタイミングが深夜だったことを指摘し、「隠蔽しようとしていた」と疑問視する声も上がっている。
お客からの信頼を一度失えば、取り戻すのは容易ではない。店側は再発防止策として、カード枚数の各工程での記録・照合や防犯映像確認範囲の明文化を約束したが、果たして信頼は回復できるのだろうか。今回の件は、接客業における誠実さの重要性を改めて浮き彫りにした出来事である。
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