『よにのちゃんねる』の「#420【企画!!】古参と本人がガチンコした日」は、嵐の二宮和也と古参ファンを自負する菊池風磨が車内で繰り広げる白熱の知識対決である。2026年5月末に解散が発表されたばかりの嵐の楽曲をめぐる記憶の真剣勝負に、山田涼介も交えた和やかなドライブトークが絶妙に融合し、視聴者の心をつかんでいる。

車窓の景色が流れる中、展開される対決の核心は「嵐の楽曲リリース順」にある。

「Love so sweet」「We can make it!」といった懐かしい曲名が飛び交う車内。「あれは2006年の2月か3月だった気がする」と年代まで詳細に言い当てる菊池の知識量に、本人である二宮が「え、違うっけ？俺これ違ったらやだな」と戸惑う姿が印象的だ。

「きっと大丈夫」の後に続く曲を当てる場面では、「5問連続正解したらティラミスを返す」という独特の罰ゲームも設けられ、三人の自然な笑いが車内に広がる。特に山田が「何も覚えてない」と告白する場面は、二宮と菊池の知識量のすごさを際立たせる絶妙なアクセントとなっている。

「Step and Go」は唯一のノンタイアップという鋭い指摘や、「アオゾラペダル」が2006年の作品だったという懐かしい話題も飛び出す対決。「Truth 〜最後の真実〜」や「One Love」といった曲名が次々と語られる様子は、解散を控えた嵐の軌跡を振り返る貴重な時間として、多くのファンの心に響いている。

「俺もうちょっと前の気がしてた」「これ覚えてんの？俺は」という素直な驚きと、「絶対タイアップだってわけだから」と返す掛け合いからは、アーティストとファンという枠を超えた親密さが感じられる。ハンドルを握りながら思い出を語り合う三人の姿は、まるで長年の友人同士のドライブのようだ。

嵐の歴史を共に歩んできた者たちが紡ぎ出す記憶の断片は、解散を前にした今だからこそ、格別の価値を持つメッセージとなっている。