JR東日本スーツ

鉄道系YouTuberの第一人者・スーツが『【あなたは大丈夫?】JR東日本の正しい利用方法』という動画を公開し、話題を呼んでいる。緑の窓口や紙の切符の廃止が検討されている「これからの鉄道の時代」を生き抜くため、求められる乗車方法とは一体どのようなものだろうか。

まず、スーツは「JR東日本の模範的利用者」になる条件のひとつとして、簡単な切符はかならず券売機で、とりわけクレジット専用機で発券することを説明した。というのも、スーツによれば緑の窓口での切符の購入や、現金対応の券売機を利用すると、窓口対応や釣り銭補充に多くの人員を使うことになり、JR東日本の取りくむ経費節減政策に反してしまうからだという。

また、スーツは発券機の利用からのさらなる一歩として、「VIEWカードの一体型となったSuica」を用いたチケットレスの乗車を勧める。動画のなかでスーツは「タッチでGo!新幹線」の手続きを踏み、在来線と新幹線の改札を同じSuicaで通過しており、この方法を利用することで新幹線の多くの区間の自由席をSuicaのみで利用できるうえに、切符を発券する手間や整備の費用を大きく削減できるのだと解説した。

さらに、スーツは「えきねっと」や「新幹線eチケット」の利用による指定席乗車も推奨している。これは、指定席乗車であれば、車掌が特急券の確認をする必要がなく、人員が安全運転業務に集中できるからだという。ちなみに指定席をサイト予約した利用者には、1回の乗車につき100円の割引や払い戻し手数料が減額されるといった特典があるそうだ。

最後のまとめとしてスーツが触れたのは、緑の窓口や紙の切符の廃止などJR東日本の目指す「新しい当たり前」だ。緑の窓口を「指定席券売機(MV)」の設置へと変更することで、別サービスでの空き地の利用や転用人員削減につながるという。さらにスーツは、「Suica搭載のVIEWカード」によるチケットレス化へ変更することで、券売機の設備費を節減できるほか、利用者の特典の増幅も可能になると話す。スーツ曰く、JR東日本が向こう10年ほどで飛行機の乗りかたのように合理的な姿に成り変わろうとしているそうだ。

鉄道系YouTuberのスーツ、今後も鉄道利用者に有益な情報を提供してくれること、間違いないだろう。

出典:スーツ 交通 / Suit Train

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