YouTubeチャンネル「KENT for 任天堂ゲームレビュー」は最新任天堂ソフトのレビュー、任天堂ハードの歴史解説を中心とした動画を投稿している。今回公開した動画は先日新たに「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」が発売され、全世界での売上は発売からたった3日で1,000万本を突破。そんな大人気のゼルダの伝説シリーズの歴史を振り返りその人気の理由を探る内容になっている。
ゼルダの伝説、売上低迷期が存在した!
「ゼルダの伝説」シリーズは35年以上もの歴史を誇る任天堂のアクションアドベンチャーゲームだ。ストーリーや設定が作品ごとに異なるが一貫してアクションや謎解きといった要素が強く主人公の名前は全シリーズ「リンク」で統一されている。1作目は1986年ファミリーコンピュータディスクで発売された「ゼルダの伝説」。国内で169万本の売り上げを記録する大ヒット。1987年には続編となる「リンクの冒険」1991年に「ゼルダの伝説神々のトライフォース」1993年にゲームボーイの「ゼルダの伝説夢をみる島」とヒット作を次々と生み出した。そして1998年には超名作と呼ばれる第5作目「ゼルダの伝説時のオカリナ」が発売。当時のシリーズ最高売上を更新し1つのピークと言えるほどの人気ぶりだった。2000年から毎年のように新作を発売し世界中から絶賛されたが売り上げは第5作目「時のオカリナ」の半分に減ってしまった。これによりシリーズの新境地を開拓すべく試行錯誤を重ねた作品が発売。少しずつ売上が伸びていった。2009年以降は各ハードの機能を活かした新作を発表。しかしながら人気は低迷してしまう。その理由として「KENT」は「謎解きの攻略法が固定化されたことにある」と考える。
再び大ヒット作品に返り咲く
こうした時期を経て2013年「ゼルダの伝説神々のトライフォース2」では今までの「アタリマエ」を覆す内容に。この革新により2017年発売「ゼルダの伝説ブレスオブザワイルド」でジワジワと売上を伸ばし再びシリーズ最高売上を更新する大ヒットを記録することに成功した。その後もswitchでのシリーズを展開し順調にヒット作を生み続けた。そして今回新たに発売された「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」は過去作「ブレスオブザワイルド」の続編として登場。新能力によりいろんな方法でクリアできるほかSNSでも話題になり売上は大爆発。任天堂のゲームとして過去最速の売上を記録しギネスにも認定された。
「ゼルダシリーズは常に傑作を生み続けていて、人気が低迷した頃も高く評価されていた」「原点に立ち返ってシリーズのアタリマエを見直すなど、いま遊びたいスタイルに生まれ変わらせようとした」とこれまでの過程が今作に繋がったと語る「KENT」は「これがピークと言わず(今後も)盛り上がりを見せてほしい」と締め括った。
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