魚を捌く料理で人気のYouTuberの「きまぐれクック」ことかねこが、『きまぐれクックのガチの朝飯はこんな感じ。』と題した動画をサブチャンネルで公開。今回、きまぐれクックのかねこが公開したガチの朝ごはんは、別の撮影で残った伊勢海老の頭を使った贅沢なものだった。
伊勢海老の頭は、伊勢海老を使った料理動画の撮影後によく残ることがあり、動画外で残った頭の部分を使って普段は朝ごはんを作っているそうだ。その朝ごはんとは、伊勢海老の頭を使って伊勢汁を作り、それをご飯にかけて猫まんまにして食べるというものであった。
実際に朝ごはんを作っていくかねこ。まず、残った伊勢海老の頭を縦に真っ二つに割り、中の味噌を別皿に避ける。次に伊勢海老のエラは食べられない上に雑味が出るため取り除いてから、細かくぶつ切りに分けて髭の部分を切り落とし、下処理が完了だ。その後、伊勢海老を水洗いしてから水を入れた鍋に入れて火にかけ、じっくり煮出したら火を止め、30分~1時間ほど置いて冷ましてから味噌を入れる。少し冷ますことで、より伊勢海老のダシが出るとかねこはいう。
かねこはその間に市場に干物を買いに出掛けるかが、店の人に勧められたのは「てんす」というあまり耳慣れない魚だ。この魚を購入し、市場の帰りには無人販売所で枇杷と玉ねぎを入手、帰宅した。
その後、冷ましていた鍋から伊勢海老の殻をすべて取り除き、ほんだし3振りほどと別皿によけていた伊勢海老の味噌、無人販売所で買った玉ねぎを1玉分加え、再び火にかける。玉ねぎに火が通ったら火を止め、赤だしを濃いめに溶かして、仕上げに青のりを散らすように入れたら伊勢汁の完成だ。最後に市場で買ってきた「てんす」を皮目から油で揚げて朝ごはんができあがった。
かねこのガチの朝ごはんは、伊勢汁をかけた猫まんまと、素揚げにしたてんすにデザートの枇杷。かねこは、「こんな感じですよ」と動画外のごはんは豪華ではないような発言をしている。たしかに、かねこの朝ご飯はいつも動画で見るような見栄えのする料理ではなかったが、体に優しそうな内容だった。
サムネイル出典:きまぐれクック
出典:きまぐれクックのサボり場
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