精神科医である益田医師が心の不調について解説するYouTubeチャンネルがある。その中で「幸せになる方法」の動画が配信され、幸せか不幸せかどうかは、その人の認知の問題だと語られた。
幸せになれない理由は自分の人生を歩んでいないから
「幸せでない人」は「幸せになりたい」と考えている。しかし「あなたにとっての幸せとはなんですか?」と問われると、うまく話せない人が多い。益田医師は「幸せになりたい」と考えている人は考えが漠然としているという。本来なら問題解決に向けて、どうしたら幸せになれるかを考えて行動する。しかし「幸せになりたい」と考える人は問題解決に向かっていくことをせず、むしろ回避し、原因を明らかにしたくないという反応があるそうだ。つまり、自分の問題に向き合わず、自分の人生を歩んでいないとも言える。
幸せになるためには「足るを知る」ことが大切
自分が幸せでないと感じ、自分の人生を歩めない理由は、昔のトラウマが一因だと益田医師は解説。例えば親からの虐待などの辛い経験をすると、自分の人生について考えると余計苦しくなる。そして「なんで自分ばかりが苦しい思いをしているんだ」という怒りを引き起こす。それが自分の人生を歩めない負のループに陥るのだ。
このように、苦しい思いをしている人が幸せになる方法は「自分にとっての幸せとはこういうものだ」と言語化して「ここまでできたら自分を褒める」「自分はここまではできているんだ」というように「足るを知る」に気づくことが大切だと語った。
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