ヒカル

ヒカルが8月1日、『4630万円誤送金問題の田口翔を保釈直後に独占インタビューしました』を投稿。山口県阿武町から誤って振り込まれた4630万円を使い込み、逮捕された田口翔容疑者の出所に立ち合い、今後の展望を話し合ったようだ。

ヒカル、更正は「ビジネスに繋げられる」

田口翔容疑者と言えば今年4月、山口県阿武町が謝って振り込んだ4630万円を誤送金と知りながら別の口座に振り替え、ネットカジノに全額を費やしたことから、電子計算機使用詐欺罪で逮捕された24歳の青年だ。

2か月半の拘留期間を経て、保釈の身として出所することになった田口。すでに田口が阿武町に返金を行うさい、田口の担当弁護士からの依頼で資金援助をしていたヒカルは、出所後の田口と“更正企画”を行うことを明言した。

というのもヒカルには、田口に対する「若干巻き込まれた側で可哀そうだと思った」「誤送金がなければ人生狂ってなかった」との思い、そして「ビジネスに繋げられるんじゃないか」というYouTuberとしての狙いがあるのだ。

ヒカルは田口の更正、社会復帰を目指す企画の幕開けとして「独占取材というかたちで言いたいことを全部言ってもらう」と本動画の主旨を明かすと、さっそく警察署から姿を現して取材陣に謝罪をする田口を出迎えた。

社会復帰はネット仕事とTwitterの日記から

田口に会ったヒカルの感想は「想像とぜんぜん違う、好青年すぎてビビった」というもの。緊張しながらもヒカルに感謝を告げた田口は、今回の事件について「反省しています、こんなこと2度としない」と切り出した。

ちなみに田口は平凡な生い立ちで、中学卒業と同時に現場仕事をしながら通信制の高校に通い、ホームセンターの社員として働いていた。記念硬貨の収集は好きなようだが、悪事を働いたことはなくお金への執着も強くないらしい。

事件当初、振り込まれた大金に「騙されてると思いました」と話す田口、錯乱状態で思わず使い込んだと明かしたものの、あたかも逃亡したかのような報道については「メディアが指名手配って勝手につけた」「警察署にも任意で出頭してます」と弁解した。

また、ヒカルに声を掛けられたことで「やりなおせる、頑張ろう」と生きる希望を見出せたという田口を、ヒカルは「これを踏み台にして人生を良くして」と激励。田口は「借りた恩は返したいと思います」と意気込んだ。

田口の今後については、社会復帰として『究極のブロッコリーと鶏胸肉』で働くと同時に、ヒカルの“更正企画”のためにTwitterで活動日記を公開していくという。最後にヒカルは、「10年後には誤送金問題が持ちネタのひとつになるぐらいの人生歩んで」と語った。

出典:ヒカル(Hikaru)

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