人気YouTuberグループのフィッシャーズが6月5日、『モトキ、しばらくお休みします。』を公開。
メンバーのモトキがうつ病を公表し、無期限で活動を休止することを発表した。
モトキがうつ病を公表
近頃はイベントなどにも姿を現しておらず、視聴者から心配の声が寄せられていたというモトキ。「ちょっと諸事情がありまして最近出られてなかった」と謝罪を告げると、心身に不調が生じたために病院に行ったことを打ち明けた。
続けて「繊細な話になるので心が弱ってる方はそっと動画を閉じて」と意味深なお願いをしたモトキは、「病院に行ってとある病気だったんで休んでた」と述べ、その診断結果がうつ病だったことを公表した。
モトキの病因は生まれ育った環境にあるようだが、これまでは「良くない経験が積み重なると人間って忘れようとする働きがある」「記憶が曖昧なところがあって思い出せない部分が多かった」ために自覚することがなかったという。
それが最近になって、「昔の記憶が突然蘇ってくる」ようになったというのだ。モトキは「よくない思い出が多くて、他の事が考えられなくなっちゃう」「考えないようにはしてたんだけど自分で止めようがない」など苦しい状態にあることを明かした。
「メンタルがオーバーワーク気味」で活動休止
学生時代、厳しい境遇に置かれるうちに感情を抑制し続けていたというモトキだが、「実家から離れて落ち着いた」「1人で自由に使える時間が出来た」ことで過去を思い出すようになったと話す。
「寝つきもよくなくなってきちゃって、リセットが出来なくなっちゃった」というモトキは、現在は「メンタルがオーバーワーク気味」にあるようで、いよいよ活動にも支障が出るようになったという。
モトキは症状について、「動けなくなることが多くなって、動画に出るのを休もうとか、編集が出来なくなったりとかしてメンバーにすごい迷惑を掛けた」と述べており、「記憶がフラッシュバックして足止め食らったりするのがしゃく」と、心境を吐露している。
ちなみに、モトキは自身の暗い過去を話すことに遠慮があったようで、グループのメンバーも初めてモトキの家庭環境を知ることになったという。とはいえ、シルクロードは病気の原因がYouTube活動になかったことに安堵しているようだ。
モトキは、動画で公表した理由を「100%伝えられないけど、伝えた方が分かりやすいと思って動画にした」とし、今後の活動については「2週間くらい様子見たらって先生に言われた」ものの、実際のところは明確に期日を定められる状況にはないとのこと。
モトキは「何かが嫌になったとかじゃない」「皆さんが思ってるよりかはちょっと元気だと思いますので心配しないで下さい」と視聴者へ向けてメッセージを送っている。
「ゆっくり休んでます」と言葉を残したモトキ、早く元気になってフィッシャーズの活動に戻ってきて欲しいところだ。
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