自民党の河野太郎広報本部長が3月8日、自身のYouTubeチャンネル「KonoTaroGomame」でサワヤン兄弟と対談。

ロシアのウクライナ侵攻について、サワとヤンがウクライナに住む父親から聞いたという現地の状況を伝えている。

今後の食料やガソリンの供給に不安が広がっている

スーツに青いシャツ、黄色のネクタイという、ウクライナカラーで対談に臨んだ河野氏は、サワヤン兄弟とウクライナの現状について意見交換した。

ウクライナの首都・キエフに父親が住んでいるサワヤン兄弟。53歳の父親が現在はキエフから少し離れた山の近くに避難しているという。

現地では戦場で戦う兵士の募集があったことが明らかにされ、サワヤンの父親が志願したところ、現在は若い人が優先的に選ばれており、採用はされなかったと話す。

日々ロシアからの攻撃を受けるウクライナでの食料やガソリンの供給について河野氏から問われると、ヤンが「徐々にしんどくなってきている」と返答。これまでは何とかなっていたものの、現在は供給が追い付かなくなってきており、この先この状況が続くと問題が深刻化しそうだと述べている。

対談の中では河野氏から、日本から物資を送るとしたらどんなものがいいのか問われる部分も。これについてサワは、日本の強みである医療分野のものや鎮痛剤や解熱剤などの薬をあげている。

投げ銭全額寄付配信で約360万円集める

サワは3月5日、「サワヤンゲームズ」チャンネルで投げ銭の全額をウクライナに寄付する生配信を実施。

この配信では359万円の投げ銭が集まり、スーパーチャットの日間ランキングで世界1位に輝いた。河野氏での対談ではこの配信にも触れており、こういった活動を今後も続けていきたいと述べている。

サワヤンは河野氏との対談を終え、「サワヤンゲームズ」に動画を投稿。テロップで構成された動画には、「人生の大先輩を相手に心でぶつかりました」と感想を記載している。

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サムネイル出典：河野太郎 Twitter