チック症を公表している大学生YouTuberタカハシさんが12日、自身のYouTubeチャンネル「チック症の日常」で、『【実績解除】ADHDの投薬始めます』と題した動画を公開した。

精神科で検診を受けたタカハシさんは、ADHDである傾向が高いと診断されたことを明かし、チック症とADHDの関連性が高さについても説明。

現在タカハシさんは、2種類のチック症の投薬「エビリファイ」と「レキサルティ」を服用しており、今後新たにADHDの投薬「インチュニブ」も追加で服用していくという。

「ADHDの方が良くなれば、関連しているチック症も良くなるかもしれないという期待を込めて（投薬を）追加しました」と、投薬を追加した理由と思いについて述べた。

また、タカハシさんはここ4ヶ月ほど不眠にも悩まされているといい、就寝から4時間～5時間程度で関節痛や倦怠感から目が覚めてしまい、疲れが取れないことも明かしている。

不眠について精神科に相談したところ、漢方薬を処方してもらったといい、「最近ぐっすり眠ったという経験がなくてけっこう辛いので、かなり楽しみです」と笑顔で述べている。

この動画のコメント欄には、「世の中のチック症やADHDの人の希望ですね。タカハシくん、毎日幸せに暮らしてね」「私も不眠で悩まされているので、漢方効果どうだったか教えて下さい！」といった、応援や共感の声が多く寄せられている。

YouTubeでの動画を通して、同じような症状で悩んでいる人達へ勇気や元気を与え続けているタカハシさん。より多くの人にチック症に対する認知や理解が広まり、みんなが生活しやすい社会になっていくことを願いたい。

文：miyasuke