雑誌やバラエティ番組、ドラマ作品に出演するなど、今や本業の垣根を超え若者の間で絶大な支持を得ているYouTuber。年々顕著になっているテレビ離れや、おうち時間が増えたことも相まって、若者のYouTube需要が高まっている。そんな中、TBSラジオ「TALK ABOUT」が「今年よく見たYouTuber」についての調査を実施した。今回はその調査結果をもとに、10代が今年最も視聴した人気YouTuberトップ10を紹介する。1位は、何かと注目を浴びるあの5人組YouTuberだった。
10月にYouTuber運動会を主催したスカイピースが3位に
同調査は、リスナーの声をものに気になるテーマをランキング形式で発表する「TALK ABOUT RANKING」で行われたもの。番組の公式LINEで「今年よく見たYouTuber」に関する質問を行った中から、10代の女性385人の回答をランキング化している。10位から4位までは次の通り。10位「ねお」、同率7位に「まあたそ」「Fischer’s-フィッシャーズ-」「キヨ。」の3組。6位「東海オンエア」、5位「もーりー【アホと弟】」、4位「くれいじーまぐねっと CrazyMagnet」と、大御所の東海オンエアからYouTube第七世代といわれるグループまで、個性的なYouTuberがランクインした。それではさっそくトップ3を見ていこう。
3位は、幼馴染の2人組男性YouTuber「スカイピース」が選ばれた。11月18日に行った生配信ライブでは年内目標として掲げていたチャンネル登録者数400万人を突破。現在は「水溜りボンド」(登録者数402万人)を抜いて2人組YouTuberでは日本トップとなる404万人のチャンネル登録者数を誇っている(2021年11月25日時点)。また、10月1日~31日には「コムドット」(同279万人)とともに白組・赤組に分かれてチャンネル登録者数を競う「YouTuber運動会」を開催。さまざまなグループを巻き込み、YouTube界を盛り上げたことでもファンや同業者から多くの支持を集めた。
1位は10代から絶大な人気を誇る5人組YouTuber
2位には、アラサー女性のNICOとりほからなる2人組YouTuber「平成フラミンゴ」(登録者数172万人)がランクイン。こちらも幼馴染同士で、2人そろってボケ倒す息ぴったりの掛け合いや仲の良さが好評だ。11月3日にはりほがYouTube活動の休止を発表したことでも話題に。りほの活動休止中も度々相方の話題を上げるNICOに対し「にこちゃんのりほちゃんを思う気持ちが溢れてて素敵」など、称賛の声が寄せられている。りほが戻ってきやすいように動画をアップし続けるNICOの姿に心を打たれるファンも多いようだ。
そして1位に選ばれたのは、中学時代のバスケ部に所属していた幼馴染メンバーで構成される5人組YouTuber「コムドット」だ。「地元ノリを全国へ」というスローガンを掲げ、和気あいあいとした雰囲気に「仲の良さがすごく伝わってきて素敵なグループ」などの声が上がった。リーダーのやまとが執筆した書籍「聖域」が人気を博し、グループ初の写真集「TRACE」が発売1カ月前の段階で予約が殺到し発売前重版25万部を突破するなども、彼らの絶大な人気を物語っている。年内チャンネル登録者数300万人を目標にしており、有言実行できるかにも注目が集まっている。
以上、10代が今年良く見たYouTuberを紹介した。1位から3位まで幼馴染YouTuberが並んでおり、仲の良さやメンバー同士の絆が感じられるチャンネルが10代に人気のようだ。気になるチャンネルがあった人は、ぜひYouTubeをのぞいてみてはいかがだろう。
出典元:TBSラジオ『TALK ABOUT』は→こちら
※サムネイル画像(Image:Natee Meepian / Shutterstock.com)
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