登録者数39万人を超えるYouTuberのYURAMEが、「【ご報告】ガンで余命宣告されました。治療はしません。」と題した動画を22日に投稿した。
去年の9月ごろから体調不良が続いたYURAMEは、大学病院で精密検査を行った結果、大腸がんのステージ3と診断されたといい、発覚までの経緯や生い立ちについても語った。
YURAMEの生い立ちは「施設出身で里親の元で育った」
同動画でYURAMEは今まで明かしたことのない自身の驚愕な生い立ちについて明かしている。YURAMEは3歳になるまで養護施設で育ち、その後里親に引きとられ18歳まで里親の元で生活をしていたと激白。
当時はこの事がが当たり前だと思っていたYURAMEは、自分の家庭と周りの家庭が違うことに中学生のとき気づいだそうだ。
それまでは周りの友達も自分と同じように3歳まで養護施設で育ち、その後里親の元で生活しているのだと思っていたと話す。
ある日、テレビでドキュメンタリー番組を見ていた際に、自分と同じように里親の元で育っているひとを見て、自分には本当の家族がいないということをそこではじめて知ったという。
その事実を知った当時12歳のYURAMEは、里親に「僕たちは家族だよね?」と尋ねると、「私たちは家族じゃないよ」「血も繋がっていない」「君は18歳になるまでここで生活できるだけだよ」と里親から返事をされたそうだ。
YURAMEはその言葉が心に深く刺さり、今でも覚えているという。この事実を知ったYURAMEは、中学1年生~2年生の間に暴力を振るうなど非行に走ったこともあったと話した。
YouTubeに「無限の可能性を感じた」
中学生3年生のときにYouTubeに出会ったYURAMEは、動画で世界に向けて何かを発信できる無限の可能性を感じ、YouTubeにハマったという。
18歳になると里親の元を離れて1人で生活をしなければなかったYURAMEは、YouTubeを続けるか大学へ通うか悩んだ結果、大学に通うことを決心。
しかし結果は不合格でもう一度浪人するお金もなく、お金を稼ぐためにYouTubeに戻ろうと考えたそうだが、「中途半端な動画を作るくらいならYouTubeに戻らない方がいい」と思い、YouTube活動を再開しなかったと話す。
大腸がんステージ3と告白
YURAMEは自身の生い立ちを話した後、本題である病気について言及。YURAMEは今年の4月に大腸がんを見つかり、ステージ3であることを告白。すでにガンはリンパ節に転移している状態だそうだ。
去年の9月頃から血便が頻繁に出るようになったほか、貧血で体調を崩すことが多かったといい、原因がわからず大学病院で精密検査をすることに。
検査の結果、大腸がんで余命3年だと医師から宣告を受けたという。しかしYURAMEは治療を受けないとし、「残り3年の寿命ですが人生を楽しみたいと思います」と述べた。
この動画には反響を呼び多くの応援メッセージが寄せられている。少しでも長くYURAMEの元気な姿を見つづけられることを願いたい。
出典: YURAME
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