マーケティング会社「edamame Japan」は、日本で使用されている主要SNSのユーザー人口統計データを公式サイト内で発表。若者が多く利用し、人気を得ているショートムービーアプリ「TikTok」では、全利用者のうち40代男性の利用が最も多いことが分かった。

統計では、「YouTube」や「TikTok」など日本で多く使用されている主要ソーシャルメディアアプリにおける月間アクティブユーザー数やユーザー人口統計をデータ化して比較。

日本国内で最も利用者数の多いYouTubeは、年齢や性別を問わず幅広い層のユーザーが利用している。その要因として、スマホやタブレットに加えパソコンやゲーム機など、デバイスを選ばずに誰もが気軽に利用できる点が挙げられる。また、最近ではYouTube視聴機能を備えたテレビも販売されており、今後もその需要は拡大していくことが予想される。

そして、10代、20代の若い世代から人気を獲得しているTikTokにおいては、40代男性の利用者数が最も多いことが明らかになった。少し意外なデータ結果となっているが、動画配信で盛り上がる若い世代とは異なり、動画視聴を目的としてTikTokを利用する40代男性が多いのではないかと推測される。

日本では比較的新しく、若い世代を中心に楽しむものだというイメージも強いTikTok。しかし、徐々に年齢や性別を問わず楽しめるプラットフォームになりつつあるのかもしれない。

出典：Top Japanese Social Media Apps: Demographics of 7 Major Apps in 2020｜edamame Japan
文：miyasuke