精神科医のYouTuber「メンタルドクターSidow」が、ワクチン接種を2回終えていたのにも関わらず、新型コロナウイルスに感染、経過やホテル療養の様子をYouTubeで公開した。
7月22日に体調不良を感じ、その日の夕方には39.9℃の発熱があったという Sidow。動けずにそのまま自宅で就寝し、次の日には少し体調が回復したため、東京の発熱相談センターへ連絡。その日のうちにかかれる医療機関を2件紹介してもらったという。
だが移動手段として、公共交通機関もダメ、タクシーもダメということで、途方にくれていたところ、両親が駆けつけてくれ、無事に医療機関へ向かうことが出来たそうだ。
だが、紹介してもらった内の1つめの医療機関は連絡しても通じず、2つめの医療機関は到着したものの「混んでいるから」という理由で、診察を受けさせてもらえなかったという。
自宅待機後、7月27日にやっとホテル療養が決まり、状態は落ち着いたというが「どこか他人事だった」と当時の状況を語った。
その後もホテル療養の様子を毎日投稿していた Sidow は、療養6日目の8月1日に熱もなく、体調も良好とのことで午前10時に無事ホテルから帰宅。
味覚障害などの後遺症については「まったくない」と話しており、次の日からは仕事へ復帰することを明かした。「コロナについて改めて伝えられてよかった」と述べ、今後はコロナ関係の質問なども受け付けるそうだ。
コメント欄では「先生おかえりなさい!」「後遺症もなく無事でよかった!」と安堵の声が集まっているが、ワクチン接種を2回終えていたにも関わらずこのような事態になったとのことから、Sidowは「ワクチンを打っていても、決して安心はできない」と注意喚起している。
赤裸々に病状を綴ったこの動画には、「自分も気が緩んでいた。気をつけよう」と多くの人の意識を変えるきっかけになった。今後も危機感を持ち、しっかりと感染予防する生活に努めたい。
文:sumika
出典: メンタルドクターSidow
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