佐倉あましん
佐倉あましん

『佐倉あましん』では、伊藤園「お〜いお茶」のラベルに掲載された大谷翔平選手の「いつの日も僕のそばにはお茶がある」という句が、ストレートすぎるとSNS上で話題になった件を取り上げている。

同ブランドが平成元年から続ける新俳句大賞は、お茶を飲んで心に浮かんだ情景を句に詠み、審査を経てラベルを飾る仕組みだ。

有村架純が季節の恋を詠み、中谷美紀が燃えゆく茶葉に旅情を重ねた一方で、大谷選手の句はカーブもフォークもない直球すぎる内容だとして、SNS上で多くの声が上がった。

「ストレートすぎる」という声が上がる一方、一歩引いて読むと全く違う景色が見えてくる。

ロサンゼルスに住む大谷選手にとって、異国の日常でも変わらず傍に在り続ける日本のお茶——それは遠い故郷との細い糸かもしれない。

技巧を凝らした他の著名人の句と並ぶと確かに異色だが、だからこそ心に刺さる。伊藤園側も「大谷選手が詠んだ句」と公式に明記しており、広告用に用意された文句ではないとされている。

飾らない言葉のなかに、故郷への静かな思いが、ひっそりと滲んでいる。

大谷選手を起用した広告コピーは他にも多い。

「いいもの食べよう」「いっぱい寝よう」「僕はおにぎりの美味しい国に生まれた」など、どれも修飾を削ぎ落とした直球の言葉が並ぶ。

一方、「ショータイム 挑戦の時間を楽しみ」のように、ブランドの世界観と人物像が重なる洗練されたコピーも存在する。

どちらのスタイルも、大谷翔平という名前の持つ引力を最大限に活かしている。

出典:佐倉あましん | 公式YouTubeチャンネル

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