
予備校講師・タレントとして知られる林修が、2月11日にYouTubeチャンネル『林修の本物の流儀』を開設した。「情報が氾濫する時代だからこそ本物を伝えたい」という思いで、自らキャスティングし発信を始めた。
テレビでは届けきれない専門知を「知の通訳」として伝える。
第1回ゲストは総合診療医・生坂政臣氏。多くの日本人が誤解する「総合診療」の本質に深く迫る。
総合診療は「広く浅く、誰でもできる」と思われがちだ。
しかし生坂氏が語る数字は鮮烈である。140の疾患を習得すれば一般診療の90〜95%はカバーできる。
各科を転々とする高齢者の負担を、入口に立つ一人の医師が大幅に減らせる。「地方の金物屋のように食品から何でも扱う存在」と生坂氏は笑いながら語る。
その言葉の裏に、超高齢化社会が今まさに切望するものが潜んでいる。「一軒で済む医療」という言葉が、地方に暮らす人の胸に静かに刺さる。
動けなくなった時こそ圧倒的に必要とされる、その逆説が響く。
番組後半で生坂氏が静かに明かした事実がある。「高齢者の入院の2〜3割が薬の副作用によるもの」という研究結果だ。
各科の専門医がそれぞれ患者のためを思って処方した結果が、飲み合わせの問題となって静かに体を蝕む。
だからこそ怖い。さらに「診断の7割は問診で決まり、検査で分かるのはわずか1割」という言葉が常識をひっくり返す。
自分の体のこと、家族の病院選びのこと。あなたの知らない「本物の医療」が、この番組にはある。
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