
『きまぐれクック』の「【やばい】市場で一際目立つ魚を見つけました。」は、金子が市場で出会った極上の白甘鯛を使い、アナグマと根セリを合わせた冬のしゃぶしゃぶを堪能する。
1.5kgで1万円ちょっとという破格の白甘鯛は、鮮度も抜群で血抜きも完璧な逸品だ。
白い宝石が生む黄金スープ!骨まで活かす職人技
白甘鯛は別名「シラカワ」とも呼ばれ、皮が白く美しいことで知られる高級魚。
金子は丁寧に梳き引きで鱗を処理し、身の美しさを際立たせる。
注目すべきは骨の扱いである。中骨をカリカリに焼いてから煮出すことで、香ばしさと上品な旨味が凝縮された極上スープが完成する。
「歴代でも1、2を争うぐらいのスープができました」という言葉通り、昆布出汁に酒と塩、ほんのり醤油で仕上げた一杯は、蛤のお吸い物にも匹敵する味わいだ。
皮付きのまま薄切りにした白甘鯛は、しゃぶしゃぶすることで皮の旨味も余すことなく楽しめる。
アナグマと根セリが織りなす冬だけの奇跡
もう一つの主役が、果実を食べて育ったアナグマと旬の根セリである。
アナグマは透明な脂が特徴で、しっかり火を通すと甘い油が溶け出し、赤身部分には濃厚な旨味が宿る。臭みは一切なく、高級ジビエの真髄を味わえる。
根セリは好き嫌いが分かれる食材だが、シャキシャキとした食感と独特の香りがしゃぶしゃぶに絶妙なアクセントを加える。
白甘鯛の上品さ、アナグマの野性味、根セリの爽やかさが一つの鍋で調和する様は、まさに冬の味覚の競演。
きまぐれすだちポン酢が全ての素材を優しく包み込み、至福の一皿が完成する。
この冬、旬の食材で作る特別なしゃぶしゃぶは、日常に小さな贅沢をもたらしてくれるだろう。
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