ホロライブ所属VTuber・鷹嶺ルイ(登録者数110万人)の2ndアルバム『Lapis Lazuli』をめぐり、運営のカバー株式会社が12月11日、音楽ランキングへの販売枚数反映に不備があったことを謝罪した。

音楽活動に力を注いできた鷹嶺にとって、大きな目標としていた指標が正確に反映されないという事態に、ショックを隠せない様子である。

カバー株式会社の発表によれば、アルバムの一部販売枚数が音楽ランキングに正しく反映されていない事象が発生している。

原因は、音楽ランキングチャート会社にCD出荷データを提出するシステムのエラーと見られる。

オリコンの週間アルバムランキングなどが該当すると考えられ、正常に送信されなかったデータについては一部反映の対応が完了したという。

ストリーミングやダウンロード楽曲には影響がないものの、アーティストにとってランキングは活動の成果を示す重要な指標である。

同社は原因究明と再発防止に取り組むとしているが、本人やファンにとっては晴れの舞台に水を差された形となった。

鷹嶺本人も同日、Xで「すごく驚いてるし、正直音楽をやる上で目標にしてた指標なのでショックです」とコメント。

応援してくれたファンに向けて謝罪の言葉を述べている。

この投稿に対し、「一番ショックなのはルイ姉だと思いますので謝らないでくださいな」「ルイ姉のせいではないし謝らないでいいのよー」といった励ましの声が続々と寄せられた。

「本当に素敵なアルバムだし、早く正確なデータが反映されますように」「ショックですよね、でもファンは変わらず応援してるから」という温かいメッセージからは、ファンと鷹嶺との強い絆が感じられる。

数字では測れない、彼女の音楽への情熱とファンの信頼が、今こそ真価を問われている。