
『友利新公式チャンネル』の「【医師のインフル対策】その熱、布団で温めると逆効果な可能性あり。女医が教える"正しい対処法"と"風邪との見分け方"」は、内科・皮膚科医の友利新氏がインフルエンザと風邪の違いや発熱時の正しい対処法を解説する。
学級閉鎖が相次ぐ中、多くの人が抱く「熱が出たら布団をかぶって汗をかく」という常識に医学的見地から警鐘を鳴らす内容となっている。
風邪は鼻水や咳など上気道の症状がじわじわと現れるのに対し、インフルエンザは全身にウイルスが回るため急激に高熱が出る点が大きな特徴。
「咳や喉の痛みがないのに急にバーンと熱が出る」という症状があれば、インフルエンザを疑うべきだと友利医師は強調する。
発熱時の対処法にも重要なポイントがある。
震えや悪寒を感じる段階では体を温めることが正解だが、高熱が出て発汗し始めた後も布団をかぶり続けると熱がこもり脱水症状を引き起こす危険性がある。
このタイミングでは首や脇の下を冷やし、水分をしっかり摂取することが何より大切。
病院に行くべき目安として、4日以上の高熱継続、呼吸困難、意識障害、水分が取れない状態を挙げており、具体的な判断基準が示されている。
「こんなに分かりやすい説明は初めて」「発熱時の対処法、完全に間違えてました」という反応が寄せられている。
予防法として友利医師が最も重視するのが睡眠である。
「風邪を引く時って忙しい時」という言葉通り、免疫力を保つには十分な休息が欠かせない。
加湿器の使用、手洗いうがいの徹底、冬場のビタミンD摂取も効果的。
医師という立場から正確な医学知識を分かりやすく伝える姿勢に、専門家への信頼と安心感が生まれる。
誤った対処法を続けていれば重症化のリスクも高まる。この冬を健康に乗り切るための知恵が、ここに詰まっている。
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