KENZO 【新宿109】
KENZO 【新宿109】

『KENZO 【新宿109】』の「【行政処分期間中】深夜2時に違法勧誘しているマルチの事務所に突撃して奥歯ガタガタさせてみた」は、過去に3度も行政処分を受けながら名前を変えて活動を続けるマルチ商法集団「STONES」の実態に迫るドキュメンタリー。

深夜2時という違法な時間帯に行われる勧誘現場への突撃取材を通じて、法の目をかいくぐろうとする悪質な手口が白日の下にさらされる。

638万円の被害!マッチングアプリを悪用した巧妙な罠

STONESの手口は実に巧妙。マッチングアプリで接触し、「イベントに行こう」と誘い出す。

そこで待ち受けるのは、称号を獲得するための高額な「スポット」という仕組み。

被害者の女性は、アップラインから「一緒にタイトルを上がろう」と持ちかけられ、総額638万円もの大金を支払わされていた。

約束された月2万円の分配金は、蓋を開ければわずか4000円。期待と現実の落差に、被害者の無念さが伝わってくる。

KENZOは被害者に寄り添いながら、深夜の勧誘現場に乗り込む。オフィスに踏み込むと、そこには言い訳を重ねる代表の姿。

「会社が違う」と主張するも、構成員は同じ。法律の抜け穴を突こうとする姿勢に、怒りすら覚える展開だ。

「改善します」の繰り返しに視聴者も憤慨!正義の追及が心に響く

「消費者金融で借金させて勧誘を続けていた」「クーリングオフを妨害していた」次々と明らかになる違法行為に、代表は「改善します」の一点張り。

具体的な改善策は示さず、責任逃れに終始する態度。それでもKENZOは粘り強く交渉を重ね、最終的には返金の約束を取り付けることに成功する。

カメラを止めての交渉シーンはないものの、その結果が語る重みは大きい。

多くの人々が「こんな手口があったのか」「身近な人が狙われていないか心配」という声を寄せており、マルチ商法の危険性への認識が広がっている。

法の網をかいくぐろうとする者たちと、それを許さない市民の戦い。正義を貫く姿勢が、明日の安全な社会を作る第一歩になるかもしれない。

出典:KENZO 【新宿109】

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