
『あま猫 / AMA』の「我慢の限界です。日産にめちゃくちゃ怒ってます。」は、GTRの車検を依頼した日産ディーラーで起きた個人情報の不適切な取り扱いと、企業のコンプライアンス意識の低さを訴えた。
営業担当から撮影許可を得て投稿した動画に対し、匿名アカウントを通じた削除要請が届き、その裏には担当者による個人情報の悪用が潜んでいた。
車検の様子を撮影する際、営業担当のAさんは「他のお客様の映り込みやスタッフの名前が出なければ問題ない」と承諾した。
ところが動画公開後、InstagramのDMで「日産東京の社員です」と名乗る匿名アカウントから削除要請が届く。
不審に思った投稿者が問いただすと「アカウントが乗っ取られた」との返信が。だが翌日、そのメッセージは取り消されていた。
さらにそのアカウントに紐づくThreadsのアイコンには、担当Aさん本人の写真と名前入りの色紙が掲載されていたのである。
投稿者は「記憶が二重人格なのか」と困惑を隠せない。企業を代表する立場でありながら、個人アカウントで顧客に接触する行為は明確な規定違反だ。
お客様相談室に通報したものの、3週間経っても明確な回答は得られず「まだ調査中」の一点張り。
「外堀を埋めるなど対応を進めております」という奇妙な返信に、投稿者は「私は社内の人間だと思われているのか」と疑問を抱く。
謝罪の言葉もなく、責任者の明示すら拒む姿勢に「何のためのお客様窓口なのか」と憤りを隠せない。
実は他の視聴者からも「担当者が自慢気にあま猫さんの車だと言って写真を撮らせていた」という証言が寄せられていた。
他企業でも同様の事案が過去にあり、企業の個人情報管理の甘さは業界全体の問題である。
あま猫は「YouTuberだから起こるわけではなく、誰にでも起こりうる」と警鐘を鳴らす。
安心して車を預けられる環境のため、企業は本気で変わるべきだ。
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