KENZO 【新宿109】
KENZO 【新宿109】

『KENZO【新宿109】』の「【追跡2ヶ月】自民党関係者と名乗る元教師が献金詐欺!?雲隠れした先の新居に張り込んで突撃してみた!」は、自民党の企業献金制度を悪用した詐欺事件を追った。

元高校教員の浅野和俊が自民党関係者を装い、多額の投資話で複数の被害者から金を集めながら音信不通となった事件を、新宿109のKENZOが2ヶ月にわたって追跡し、ついに本人への直撃取材に成功する様子が描かれる。

浅野は自民党総裁選や衆議院選を利用し、「企業献金には上限があるため、複数の名義を借りて献金すれば、当選後に利益をつけて返金される」という筋書きで被害者を勧誘していた。

被害者Aは総額900万円、被害者Bは1500万円もの老後資金を失い、さらにビール券の転売話で500万円を騙し取られた被害者Cも登場する。

浅野はこども食堂やNPO法人での支援活動を前面に押し出し、Facebook上での活動実績や元教員という肩書きを武器に信頼を獲得していた。

特に「内部留保から献金する企業が利益を上乗せして返す」という複雑な説明は、一見すると本物の政治資金の仕組みのように聞こえる巧妙さだった。

被害者の多くは知人からの紹介で浅野と繋がり、グループLINEでの勧誘動画を見せられて信用してしまったという。

視聴者からの情報提供により、KENZOは浅野の新居を突き止めることに成功する。

張り込みの末、マンションから出てきた浅野本人への直撃を試みるが、浅野は「やってないです」と繰り返すのみで質問に一切答えず、自宅へ逃げ込んでしまう。

78歳の被害者女性は電話越しに「老後のためにコツコツ貯めたお金が全部消えた。毎日夢に出てくる」と涙ながらに訴える。

自宅はすでに差し押さえられ、近隣住民によれば「いろんな人が訪ねてきて、もう1ヶ月以上帰ってきていない」という証言も得られた。

弁護士を通じて「毎月100万円ずつ返済する」との書面が届いたものの、実際には数万円しか返金されていない。許せない詐欺師の実態が、被害者たちの生々しい証言とともに明らかになる。

出典:KENZO 【新宿109】 | 公式YouTubeチャンネル

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