
『KENZO【新宿109】』の「突撃直後に逮捕】無登録で60億を集めた投資会社代表に直撃してみた結果…」は、違法な投資勧誘を行う業者への潜入取材。
KENZOが被害者と共にセミナーに乗り込み、金融商品取引法違反の疑いで後に逮捕される代表らと直接対峙(たいじ)する緊迫の展開が描かれている。
巧妙な甘い言葉でだまされた高齢者の悲痛
脳梗塞を患った被害者男性は、投資話に魅力を感じて合計約1000万円を預けてしまった。
しかし約束された配当は一切支払われず、逆に業者から脅迫的な内容証明が送られてくる始末である。
「元本保証」「高配当」という甘い言葉に惑わされ、人生をかけてためたお金を失った男性の姿は見ているだけで胸が痛む。
KENZOの取材では、セミナー会場に300名もの参加者が集まり、詐欺的な投資話に真剣に耳を傾ける光景が映し出される。
多くが高齢者で、老後の不安から「少しでもお金を増やしたい」という切実な思いを悪用されている実態が浮き彫りになった。
業者は「海外の会社だから日本の法律は関係ない」と開き直り、被害者の心情を一切顧みない冷酷さを露呈する。
正義の追及が実った瞬間の感動
KENZOは被害者男性と共にセミナーに潜入し、業者代表らに真正面から問い詰める。
「無登録でお金を集めているのは違法では」という鋭い指摘に、代表らはしどろもどろになりながらも詭弁(きべん)で逃れようとする姿が生々しく記録されている。
特に会社役員が「登録はしていない」と認めながらも「大丈夫だと思ってやっている」と苦しい言い訳を重ねる場面は、悪事を働く者の醜い本性を物語っている。
そして取材からわずか2日後、投資会社代表と役員は金融商品取引法違反などの疑いで逮捕される。KENZOの勇気ある取材が、多くの被害者のためになったことは間違いない。
泣き寝入りしがちな投資詐欺の被害者にとって、この動画は「声を上げれば正義は実現する」という希望の光となるだろう。
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