
『ヘラヘラ三銃士』の「双子ママ、愚痴と反省の繰り返しでお喋りが止まらない!!」は、さおりんが双子のぴー君とりーちゃんを育てながら直面する現実的な悩みを包み隠さず語る。新鮮な海ぶどうを食べながら始まった何気ない雑談が、次第に育児の本音へと発展していく構成が印象的だ。
言葉が出てこない!産後ママを襲うマミーブレインの実態
「価値観って言いたいのに価値観が出てこない」とさおりんが語るように、産後のホルモン変化によって記憶力や言語能力が一時的に低下する「マミーブレイン」の症状が生々しく描かれている。
普段は饒舌(じょうぜつ)な彼女が言葉を探してもどかしそうにする姿は、多くの産後ママが共感する現象だろう。
また左側の頭痛に悩まされる様子も語られ、抱っこによる身体的負担の大きさが伝わってくる。「1回自分のせいで会話が面白くなくなる」という悩みは、完璧主義な彼女らしい視点といえる。
夫婦の絆が試される時期!「手伝う」から「協力」への意識改革
最も印象的なのは、夫婦間での役割分担について語られた部分である。
「手伝うっていうワードやめない?」と旦那から提案されたエピソードでは、育児は一方が他方を「手伝う」ものではなく、二人で「協力し合う」ものだという気づきが描かれている。
睡眠不足による些細なけんかから、お互いを思いやる関係性へと変化していく様子は、多くの夫婦が通る道だろう。「あっちがいい人すぎると自分で反省する」という彼女の素直さも魅力的で、夫婦の成長過程が温かく伝わってくる。育児の大変さと同時に、夫婦で支え合う尊さを実感する。
出典:ヘラヘラ三銃士
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