「マーシーの獲ったり狩ったり」チャンネルに投稿された、田んぼの動画が注目されている。公開されているのは、鳥取県にある3年間無農薬で維持されてきた田んぼで、絶滅危惧種のタガメが生息しているのだ。
奇跡の田んぼ?無農薬&外来種なし!
マーシーは、鳥取県の田んぼを訪れた。3年前から、生物多様性に配慮しながら管理されている田んぼだ。
つまり、無農薬の田んぼである。マーシーが、「外来種はいますか?」と聞いたところ、生物多様性保全をしている小宮さんは、「何回かウシガエルがやってきたんですけど」と話した。
しかし、「その都度倒してるので」と続けている。要するにこの田んぼには、外来種がいないというのだ。珍しい田んぼである。
田んぼでの生物採集を始めたマーシーは、さっそく日本固有種のモリアオガエルを発見した。「鳥取でも見られるなんて嬉しいですよ、本当に」と言う。
ヘイケボタルやツチガエル、トノサマガエルも見つけた。トノサマガエルに関しては、「とんでもない数いますね!」と言っている。
準絶滅危惧種なのだが、この田んぼにはたくさん生息しているのだ。
絶滅危惧種のタガメを発見する
在来種ばかりだからか、マーシーは嬉しそうである。シマヘビがトノサマガエルを捕食しているシーンも見られて、興奮していた。
準絶滅危惧種のクロゲンゴロウやアカハライモリ、絶滅危惧種のタガメも生息している。マーシーは、「水生昆虫の天国ですやん!」とコメントした。
無農薬の田んぼは効率が悪いはずだ。しかし、小宮さんは、生き物に関心を持つ若者が来てくれると言う。そのため、周辺のバイトをしてくれるのだと語った。
この田んぼを維持することによって、周辺地域でバイトをしてくれる人が増えるのだ。
在来種を守れて、絶滅危惧種も普通に生息できて、人手不足も解決するのである。様々なメリットをもたらす、素晴らしい田んぼだ。
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