「バイきんぐ」のコント「先輩後輩」がYouTubeで公開されて、注目を集めている。テンポの良いやりとりと、期待を裏切るオチが高く評価されているのだ。
バイトしたい先輩に不採用を告げる
収入を増やすために、先輩(小峠)は後輩(西村)の店で働くことになった。先輩は「本当に申し訳ない」と言うが、後輩は「困った時はお互い様じゃないですか」と返す。先輩後輩らしいやりとりだ。
先輩は「一応履歴書を書いてきた」と後輩に渡す。後輩は「こんなのいいのに」と言いながら受け取って、確認し始めた。
「週3希望すか?」「時間帯は?」と聞かれた先輩は、会社員でもあるので、週3日ぐらいでラスト(12時)まではいられない。11時ぐらいに退勤したいと話す。
土日は家族サービスがあるので、どちらも出勤できないと言う先輩に、「わかりました」「今回は縁がなかったということで」と後輩は言う。まさかの不採用だ。
店を手伝っても結局不採用に
もう採用は決まっているが、一応履歴書を確認したという流れだったはずだ。しかし不採用になった。先輩は「なんだお前!」と驚いている。
「土日どっちか出るよ」と歩み寄る先輩だったが、後輩は「高卒っていうのがちょっと」と話す。だが、後輩も高卒である。
また、後輩は、履歴書に写真が貼られていないことに関して「友達だから写真ぐらい大丈夫という考え方は好きじゃないです」と指摘した。正論だ。
先輩と後輩は揉めていた。だが、その最中に客が入り、一時中断となる。
後輩は先輩に「ビールお願いします」「そのまま注文を聞いちゃってください」と指示した。先輩は渋々従い、店を手伝う。
それなのにも関わらず、不採用と告げられてコント終了だ。悪気なく断る後輩と、キレる先輩のやりとりが良い。
採用されるかと思わせておいて、期待を裏切るオチも素晴らしかった。完成度の高いコントだ。
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