VTuber懲役太郎が、2023年4月15日にYouTubeチャンネルを更新、【女子高生2人の飛び降り配信】について、自身の経験を踏まえながら「これは自〇ではない!」との見解を示している。また、少女たちの投稿を見たうえで、交際トラブルのあったYouTuberに全責任があるかについては、考える余地があると語っていた。
【女子高生飛び降り配信】自殺でなく無理心中による殺人事件と見解
「前科3犯、893番の懲役太郎です」という挨拶が特徴的な「懲役太郎」(登録者42万人)は、刑務所系VTuberだ。実体験に基づく刑務所の内情や受刑者の日常、現在起きている事件や事故を扱った動画配信をしており、また、警察や司法にも精通しているため、独自の見解や考察は視聴者から注目されている。今月13日、女子高生2人がマンションから飛び降りる様子をツイッターで生配信した。誰もが"自〇"と認識したようだが、懲役太郎は「これは自殺ではなく、無理心中による殺人事件である」と見解を示す。また、この事件をメディアが報じることで"後追い"を煽るような「ウェルテル効果」に言及、逆に人々に希望や勇気を喚起させる、つまり追い詰められた人を立ち止まらせる「パパゲーノ効果」を期待していると語った。
懲役太郎「40年経っても似た事件が起きている」
懲役太郎が17歳だった頃、2歳下の後輩から「彼女ができた」」と嬉しい報告を受けたが、その1週間後、後輩の彼女が女友達と一緒に命を絶った。当時、全貌は"隠ぺい"され、事件が表に出ることはなかったと語る。おそらく、妊娠してしまった彼女が友達に相談した結果、"死を選ぶ"ことになったのではないかと推測した。こうして、40年経っても似たような事件が起こるのは、逆に不思議なのだといい、世のなかが発展しても何も変わっていないと懲役太郎は語る。続けて、"変わった"と感じるのは「ツイッターのありさま」で、ショッキングな映像があっという間に拡散される恐ろしさに、危機感を募らせたという。
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