オリエンタルラジオの中田敦彦が、YouTubeチャンネル「中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY」で収録日の1日ルーティンを公開した。特別企画として用意された今回の動画は、中田みずからが自身の生活に密着し、収録がある日の生活ルーティンを細部まで配信するという内容だ。
収録がある日の朝6時、太陽の光を浴びるところから中田の1日は始まる。家族に挨拶をしてまわると、ニュースサイトやSNSを見ながら髭を剃り、短めの髪についた寝癖をドライヤーで直す。スーツで身を包み、ブルックスブラザーズのネクタイを締めるのは、毎朝9時から1時間のあいだで生配信されるオンラインサロンのためだという。
生配信を終え昼食を済ませると、収録に向けて勉強をする時間に入る。書籍をもとに情報が書き込まれたノートは、文字でぎっしり埋めつくされている。このノートのまとめこそ、中田みずからが「赤青黒の三色ペンで楔形文字くらいの感じで刻み込んでいる魂の石板」と呼ぶ、おなじみの「ホワイトボード」の雛形となるのだ。
次に中田は、照明のセッティングや小道具のサイズ感、カメラのセッティングまで、素早く念入りに撮影準備を進めていく。以前はスタッフに任せていたというこれらのセッティングは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、自身でやるようになったそうだ。中田がセッティングに要する時間は1時間半、手際よく簡単になされたメイクを含めると、収録までにかけた時間はなんと2時間半にもおよぶ。
動画配信に対する気持ちについても言及しており、「芸人だから人が笑っていてくれないと何もやる気が起きない」「みんなが笑ってくれるからやっているだけで、それ以外にモチベーションはない」「オンラインサロン『Progress』のみんなが生で見てくれるのが最大のよろこびですかね」と中田は語っている。
「芸能人YouTuber」と呼ばれている中田だが、この言葉も2~3年後にはなくなり、芸能人とYouTuberの垣根はなくなると推測しているが、今回の動画にはメディア進出時代から変わらない「芸人魂」が込められていた。
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