元「てれび戦士」ということでも知られるタレントでYouTuberのてんちむが1月31日、六本木のショークラブ「バーレスク東京」を卒業したことをSNSで明かした。てんちむは1月30日をもって卒業したと報告し、「バーレスクで過ごした約1年1カ月は出演する度、凄く刺激的で夢みたいで本当に楽しかった」とファンに感謝を伝えている。
てんちむといえば以前、豊胸なしでAカップからFカップのバストアップに成功したと謳い、バストアップ効果があるとするナイトブラやサプリなどの宣伝・プロデュースをしていたものの、2020年8月、豊胸していた事実が発覚し炎上。返金騒動となり、3億円以上にのぼる返金費用を稼ぐため、YouTube活動と並行して平日夜は銀座のクラブ「Nanae」で、土日はバーレスク東京で働くというトリプルワーク状態に。その甲斐あって、2021年4月末には弁護士も同席した動画で返金対象者の約2万人への返金が完了したと報告。返金総額は3億3000万円ほどだったという。
返金騒動もひと区切りついたてんちむだが、今回のバーレスク卒業報告では、ある一文が六本木界隈のド肝を抜いた。
「ファイナル2日間のチップは総額なんと約600万円分の60000リオンでした 気持ちも最高です、本当にありがとうございます!!!」
バーレスクでは店内で使えるチップ「リオン」があり、1リオン=100円。ダンサーとしてはまだ駆け出しのてんちむがなぜたった2晩で600万円ものチップを稼ぎ出せたのか――。
「1月下旬ごろに、てんちむの卒業イベントのスペシャルセットが関係者の間で話題になりました。最高額は300万円のセットで、その内容は、シャンパン付きのVIP席でてんちむとバーレスクダンサーのショーを見られるというものでした。なかには変わったセットもあって、100万円のセットは、“VIP席でシャンパン込み”までは300万円のものと同じなのですが、『てんちむスーパー熊手』なる巨大熊手がプレゼントされるんです。誰がこれを欲しがるのか不思議でしたが……」(芸能関係者)
バーレスクでは「てんちむ熊手」がたびたび登場していたという。
「1月中旬には一時、てんちむ熊手が1000リオン、つまり1つ10万円で販売されたそうです。いわば幻のアイテム。てんちむの熱狂的なファンにはたまらないものなのかもしれません」(前出・芸能関係者)
これらの卒業イベントのスペシャルセットが実際にどれだけ売れたかは不明だが、強気のスペシャルプランに太客やファンが食いつけば、2日間で600万円売り上げたのもうなずける話だ。
「てんちむがバーレスク東京に初出演となった際はヒカルがお祝いとして100万円分のチップを投げ銭したことも。ほかにもYouTuber仲間が店を訪れて高額チップを渡していたりしたこともあり、バーレスクでは相当稼いだのでは。配分は不明ですが、YouTuber、ホステス、バーレスクダンサーを掛け持ちしたトリプルワークで月5000万円の収入があると豪語したこともあります」(前出・芸能関係者)
てんちむは「Nanae」も1月28日をもって卒業したことを報告している。ついにトリプルワーク状態から脱却したことで今後、どのような活動をするのか注目される。
「昨年大みそかに行われた『RIZIN.33』では、シバターを支える『炎上軍』の一員として、1R後にラウンドガールとしてリングに上がる予定でした。しかし、試合は1R目でシバターがKO勝ちとなり、出番はなし。そればかりか後日、シバターによる八百長疑惑が浮上し、てんちむにも『事前に知っていたのではないか』との問い合わせが殺到する“もらい事故”が発生。これからも何かにつけ、炎上騒ぎでネット上を盛り上げてくれるのではないでしょうか」(芸能ライター)
いずれにせよ、そのバイタリティでたった1年ほどで数億円を稼ぎ出したてんちむは、夜の女性たちのカリスマ的存在になっていきそうだ。
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